Kabylakeが手に入ったので、HEVC 10bit対応の更新。まだ、細かいところは調整不足かもしれない。
テスト環境はこんな感じ。
Win10 x64
Core i7 7700K @ 4.9GHz
Intel HD Graphics 630 (24EU)
Intel HD Graphics ドライバ 21.20.16.4534
更新内容 ・Kabylakeを検出できるように。 ・KabylakeのHEVC 10bitエンコードに対応。 ・GPU情報が正常に取れない場合があったのを修正。 ※QSVEncCからは、-c hevc --profile main10で10bitエンコードが使用可能。
※QSVEnc.auoではプロファイルで「main10」を指定してください。
QSVEnc ダウンロード>> ダウンロード (ミラー) >> OneDriveの調子がいまいちの時はミラー(GDrive)からどうぞ。同じものです。 QSVEncBenchmark.zipはベンチマーク用です。(約234MBと重いので注意)。run_benchmark.batをダブルクリックで実行です。
QSVEncCのオプションについてはこちら。
QSVEncCオプション一覧> ソースはこちら 関連記事 KabylakeのQSV性能チェック Kabylake (i7 7700K)でOC
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スリープから復帰してエンコードを開始すると、allocate memoryエラーでQSVが使えませんでした
KabyLakeのi3 7100で発生しました
allocate memoryエラーとのことですが、一般的にはメモリ不足やそれ以外のさまざまな状況で発生する可能性のあるエラーです。
また、
・使用している環境とドライバ
・dGPUの有無
・Aviutlからの使用か、コマンドライン版か
・エンコードの設定やオプション
などによっても変化するため、原因はよくわかりません。
Windows10Pro64bit WindowsDefenderで
QSVEncC64.exeからTrojan:Win32/Detplockが検出されます
ウイルス対策ソフトに検出される問題は、こちらではどうしようもありませんので、ご自身の判断で対処をお願い致します。
日々の更新・改良、エンコード速度アップに感謝しております。
こちらの記事で紹介されているログの画像についてですが、
qsv [info]: Bframes 3 frames, …の表示を確認しました。
まだ細かい調整中との事ですが、
Kabylake(HD630)のQSVEncではHEVC 10bitのBフレームを利用した
エンコードが可能になったということでしょうか?
手元に該当のCPUが無い為、試すことが出来ず
お聞きしたいと思いました。
KabyLakeのGPUを使ってH.264で出力した際に、これまで発生していなかったようなノイズが出ている事が確認出来ました。
同じ出力設定をBraswellのGPUで行っても発生せず、KabyLakeを使った場合にのみ出る特有のノイズのようです
言葉での説明が難しいですが、シーンの切り替わり後の静止画部分で白いオーロラのカーテンのようなノイズが出ています
HEVCで出力した場合も同様でした。私の設定がおかしいのかもしれませんが、再現性が100%あるので念のための報告でした。
>>Bframes
QSVはSkylakeの時代からHEVCでもBフレームありだったと記憶しています。Kabylakeの10bitでも効果の程はともかく、Bフレームは使用できています。BフレームがないのはNVEncやVCEEncです。
>>ノイズが発生中
こちらで簡単に確認しましたが、確認できませんでした(見落としている可能性も高いのですが…)
よろしければ、ノイズの出る場合のログを貼っていただけないでしょうか? 解像度やオプションなどの条件をそろえて確認してみたいと思います。
前回投稿した白いオーロラのようなノイズですが、発生源が分かりました。
VPP設定のノイズ除去及び輪郭強調の機能を有効にした際に発生しているようです。
こちらで設定したのはノイズ除去数値10と輪郭強調数値20でした。
ログは後程お送りするように致します。
情報ありがとうございます。手元でも確認できました。
悪さをしているのはノイズ除去のほうだと思います。とりあえずはノイズ除去を切れば、問題なさそうです。
ノイズ除去のパラメータの指定の仕方を確認してみますが、以前は問題なかったと思うので、難しいところです。
QSVEncC (x64) 2.62 (r1192) by rigaya, Jan 8 2017 23:11:24 (VC 1900/Win/avx2)
reader: raw, avi, avs, vpy, avqsv [H.264/AVC, HEVC, MPEG2, VC-1, VP8, VP9]
Environment Info
OS : Windows 7 (x64)
CPU: Intel Core i7-6700 @ 3.40GHz [TB: 3.68GHz] (4C/8T) <Skylake>
L1 : Read: 778.15GB/s, Write: 428.99GB/s
L2 : Read: 361.46GB/s, Write: 266.34GB/s
L3 : Read: 224.01GB/s, Write: 168.53GB/s
RAM: Read: 35.61GB/s, Write: 14.21GB/s
Used 4519 MB, Total 32642 MB
GPU: Failed to get GPU Info.
[mpeg2video @ 000000000042bfe0] Invalid frame dimensions 0x0.
[mpeg2video @ 000000000042bfe0] Invalid frame dimensions 0x0.
[mpeg2video @ 000000000042bfe0] Invalid frame dimensions 0x0.
[mpeg2video @ 000000000042bfe0] Invalid frame dimensions 0x0.
[mpeg2video @ 000000000042bfe0] Invalid frame dimensions 0x0.
D3D9Device: Failed CreateDeviceEx: -2005530516.
Failed to initialize HW Device. : null pointer.
Failed to CreateHWDevice. : null pointer.
ーーーーーーー
上記のメッセージが表示されました
通常はエラー終了しない箇所ですので、原因はよくわかりません。
・別途GPUが付いている環境だと正常に動作しないかもしれません。
・ドライバの再インストールなどをお試しください。
ドライバーを再インストールしましたが同じ状況になりました
GTX960を装着しているのが原因見たいのようです
NVEncCは使用できるので、NVEncCで様子を見ます
なるほど…、GPUありの環境なのですね。
Win7機がないので試せないのですが、たしかWin7では制限があり別途GPUをつけた場合には内蔵GPUからもディスプレイ出力をしておかないとQSVがそもそも動作しなかったと記憶しています。
おっしゃるようにNVEncを利用いただくのが無難かと思います。
いつも様々なソフトウェアをありがとうございます
QSVEncC --audio-copy --tff -i "<ts(mpeg2) file>" -o "<outfilename.mp4>"
(--fps 30000/1001は有っても無くても変わらず)
これを行うと出力ファイルのフレームレートが59.94FPSのインタレースになってしまいます(29.97FPSのインタレースが正しい)
MPC-BEのMPC Video Decorder(v1.5.1.2332)、i7-7700K(HD630)ではI/P変換が作動せずに30p化されてコーミングが出てしまいます
QSVEncCのログでは正常に認識されていますが、出力ファイルに書き込むメタデータ?だけ間違っているような感じです
QSVEncログ
Input Info avqsv video: MPEG2, 1440x1080, 30000/1001 fps
Output H.264/AVC High @ Level 4
1440x1080i 4:3 29.970fps (30000/1001fps), interlaced(tff)
出力mp4ファイルのMediaInfo情報
フレームレート : 59.940 (60000/1001) fps
オリジナル : 29.970 (30000/1001) fps
スキャンの種類 : インターレース
スキャンの並び : トップファースト(TFF)
MPC Video DecorderのOutput Pin Info
Video: dxva 1440x1080 (16:9) 59.94fps
x264でインタレ保持エンコードしたmp4ファイルでは29.97FPSのインタレースになって、
問題なくI/P変換されて60pになってコーミングも出ずに滑らかに動きます
フレームレート : 29.970 (30000/1001) fps
スキャンの種類 : MBAFF
スキャンの並び : トップファースト(TFF)
Video: dxva 1440x1080 (16:9) 29.97fps
エンコード前のMPEG2.tsファイルはこんな感じです
フレームレート : 29.970 (30000/1001) fps
スキャンの種類 : インターレース
スキャンの並び : トップファースト(TFF)
Video: dxva 1440x1080 (16:9) 29.97fps 24000kbps
調査していただけましたら幸いです
よろしくお願いします
その動作で一応期待通りの動作となっています。
これは、QSVのインタレ保持がPAFFという方式で、x264のMBAFFの方式と異なるためで、見かけの上では倍のフレームレートになりますが、再生時間は問題ないはずです。
一応こちらでは、wmp12などでは自動でインタレ解除されて再生できます。LAV Video Decoderも「Deinterlace Mode」を「Aggressive」にすると自動的にインタレ解除され、問題なく視聴できると思います。
早速お返事頂きありがとうございます
すみません、確かにMS DTV-DVD Video Decoderや、
LAV Video Decoderでは問題なくインタレ解除されて60p再生されました
どうもお手数をおかけしました
Gドライブで配布されているzip/7zともにWindows Defenderだとマルウェアを検出するみたいです
大変残念ですが、誤判定されてしまうのは、まあ、わりといつものことです。