QSVEnc 1.27
ポケモン発売前になんとか間に合わせることができた。
QSVEncとしては久しぶりの大型更新。
Intel Media SDKを更新し、API v1.11に対応。
正確には、Media SDKはIntel Integrated Native Developer Experience 2015の一部、という扱いになったらしいのだけど、…名前長い。わかりにくい名前とか長い名前ってのは良くないと思うのですよ…。
というわけで今後「Intel Integrated Native Developer Experience 2015の一部のMedia SDK」は「Media SDK 2015」と書くことにする。
共通
API v1.11に対応。
・LA_HRD (先行探索レート制御 (HRD互換)) モードに対応。(--la-hrd)
先行探索レート制御と画質はあまり変わらそうなので、面白みはないけど、再生互換性が高まるかもしれないので、地味に良いかもしれない。
・QVBR (品質ベース可変レート制御) モードに対応。(--qvbr, --qvbr-q)
こちらのほうが新しいモードとして面白い。品質と平均ビットレート、最大ビットレートを指定できる。
イメージとしては、
1.基本的には品質ベースでエンコード
2. 平均ビットレートを超えそうになったら、画質を落として平均ビットレートを保つ
3. 平均ビットレートを超えないなら、指定した品質ベースで容量を縮める
かんじ。
普通のVBRは、平均ビットレートを維持するため、動きが少ないなど圧縮率の高いところでも無駄に容量を食ってしまう。しかしQVBRでは、ある程度適切なビットレートを指定すれば普通のVBRであったような無駄が減り、その指定したビットレートの範囲内でより柔軟に割り振りをしてくれる。
なかなかおもしろいモードだと思う。
・先行探索レート制御に使用可能な「ウィンドウベースレート制御」を追加。 (--la-window-size)
設定したフレーム分の時間幅を持って、ビットレートが最大ビットレートを超えないよう制御するらしい。LA-HRDのほうだと特に有効かもしれない。
・VppのImage Stablizerを追加。効果の程は謎。(--vpp-image-stab)
使ってみたけど…よくわからない。
・機能情報表示を拡充。
1.27で追加した機能に対応。
・ログ表示を改善。
少し下に長くなりすぎていたのを改善。上下に長いのは嫌いなので…。圧縮。
Intelの10.18.10.3960ドライバがAPI v1.11対応だった。(3907はAPI v1.10)
Intelドライバの対応状況について詳細はこちら。
ただ、今回追加された機能も、おそらくはHaswell以降が必要になるんじゃないかと思う。
ちなみにHaswellだとこんなかんじ。(3960ドライバ)

ただ、3960ドライバはあまり安定してない気が…。
QSVEnc ダウンロード>>
ダウンロード (ミラー) >>
OneDriveの調子がいまいちの時はミラー(dropbox)からどうぞ。同じものです。
Intel Media SDKのソフトウェア用dllはfull版にのみ含めるようにしました。
QSVEncBenchmark.zipはベンチマーク用です。(220MBと重いので注意)。run_benchmark.batをダブルクリックで実行です(要 Avisynth + lsmashsource.dll)。
QSVEncCのオプションについてはこちら。
QSVEncCオプション一覧>
QSVEncとしては久しぶりの大型更新。
Intel Media SDKを更新し、API v1.11に対応。
正確には、Media SDKはIntel Integrated Native Developer Experience 2015の一部、という扱いになったらしいのだけど、…名前長い。わかりにくい名前とか長い名前ってのは良くないと思うのですよ…。
というわけで今後「Intel Integrated Native Developer Experience 2015の一部のMedia SDK」は「Media SDK 2015」と書くことにする。
共通
API v1.11に対応。
・LA_HRD (先行探索レート制御 (HRD互換)) モードに対応。(--la-hrd)
先行探索レート制御と画質はあまり変わらそうなので、面白みはないけど、再生互換性が高まるかもしれないので、地味に良いかもしれない。
・QVBR (品質ベース可変レート制御) モードに対応。(--qvbr, --qvbr-q)
こちらのほうが新しいモードとして面白い。品質と平均ビットレート、最大ビットレートを指定できる。
イメージとしては、
1.基本的には品質ベースでエンコード
2. 平均ビットレートを超えそうになったら、画質を落として平均ビットレートを保つ
3. 平均ビットレートを超えないなら、指定した品質ベースで容量を縮める
かんじ。
普通のVBRは、平均ビットレートを維持するため、動きが少ないなど圧縮率の高いところでも無駄に容量を食ってしまう。しかしQVBRでは、ある程度適切なビットレートを指定すれば普通のVBRであったような無駄が減り、その指定したビットレートの範囲内でより柔軟に割り振りをしてくれる。
なかなかおもしろいモードだと思う。
・先行探索レート制御に使用可能な「ウィンドウベースレート制御」を追加。 (--la-window-size)
設定したフレーム分の時間幅を持って、ビットレートが最大ビットレートを超えないよう制御するらしい。LA-HRDのほうだと特に有効かもしれない。
・VppのImage Stablizerを追加。効果の程は謎。(--vpp-image-stab)
使ってみたけど…よくわからない。
・機能情報表示を拡充。
1.27で追加した機能に対応。
・ログ表示を改善。
少し下に長くなりすぎていたのを改善。上下に長いのは嫌いなので…。圧縮。
Intelの10.18.10.3960ドライバがAPI v1.11対応だった。(3907はAPI v1.10)
Intelドライバの対応状況について詳細はこちら。
ただ、今回追加された機能も、おそらくはHaswell以降が必要になるんじゃないかと思う。
ちなみにHaswellだとこんなかんじ。(3960ドライバ)

ただ、3960ドライバはあまり安定してない気が…。
QSVEnc ダウンロード>>
ダウンロード (ミラー) >>
OneDriveの調子がいまいちの時はミラー(dropbox)からどうぞ。同じものです。
Intel Media SDKのソフトウェア用dllはfull版にのみ含めるようにしました。
QSVEncBenchmark.zipはベンチマーク用です。(220MBと重いので注意)。run_benchmark.batをダブルクリックで実行です(要 Avisynth + lsmashsource.dll)。
QSVEncCのオプションについてはこちら。
QSVEncCオプション一覧>
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