x265をビルドしてみる
H.265/HEVCは、H.264/AVCの後継となる、次世代の動画符号化フォーマット。
そのエンコーダ、x265をビルドしてみる。
(追記 2013.11.02)
VC2013を使った方法に記事を更新。
H.265/HEVC
H.264/AVCの後継となる映像符号化方式。同じ画質をH.264の半分の容量に圧縮できるらしい。ほう。
最大ブロックサイズの拡大、四分木分割による階層状の予測ブロック、予測モードの拡大、画素適応オフセットや適応ループフィルタなど、いろんな工夫で圧縮率を上げるみたい。
詳しくは総務省で検索すると出てくるこのへんを。
H.265 | MPEG-H High Efficiency Video Coding (HEVC)規格の概要
情報源符号化部 H.265 | MPEG-H HEVC規格の概要
x265
H.265/HEVCのエンコーダ。現在絶賛開発中。
Webページ (http://x265.org/)
ソースコード1 (https://bitbucket.org/multicoreware/x265/wiki/Home)
ソースコード2 (https://github.com/videolan/x265)
用意したもの
Visual Studio 2012 Express for Desktop
TortoiseHg
CMake
yasm
1. まず Visual Studio 2013をインストール。インストーラに従うだけ。時間かかるはず。
2. TortoiseHg をインストール。これも基本はインストーラに従うだけだけ。

3. CMakeをインストール。これも基本はインストーラに従う。環境変数は設定。

4. ダウンロードしたYasmをパスの通じているところに入れる。ここでは、さっき環境変数に設定させたCMake\binに放り込んでみた。

5. ソースコードをダウンロードしたいフォルダを開き、右クリックから[TortoiseHG]>[Clone]を選択

6. なんかこんなかんじの画面が出る。
ソースに「https://bitbucket.org/multicoreware/x265」と入れて、「クローン」をクリック。

ソースコードがダウンロードされる。

7. x265というフォルダにダウンロードされる。
「build」フォルダ > 「vc12-x86_64」(32bitOSならvc12-x86)フォルダ > make-solutions.batをダブルクリック。こんなコマンドプロンプトの黒い画面が出て、

8. しばらくして設定画面が出る。ここではSTATIC_LINK_CRTをオンにしてConfigureをクリックしてから、Generateをクリック。

9. すると、フォルダ内に x265.sln ができているのでこれをダブルクリックで開く。
10. Releaseビルドに切り替えて、

11. [ビルド]>[ソリューションのビルド]をクリック

じっくり待っているとビルドが完了して、Releaseフォルダの中にx265.exeができている。
x265.exe --help
エンコードはしてみてるけど、疲れたのでとりあえずここまで。画質とかはまたそのうち。
というかめちゃくちゃ遅いっす。

↑ x265 初エンコ中
1280x720で1fpsって…。あー、適当に設定せずに最初はもっと軽そうなのにしとけばよかった。
というか明日からポケモンXYしかしないんで、「画質とかはまたそのうち」とか書いたけどいつかはわからないです。
そのエンコーダ、x265をビルドしてみる。
(追記 2013.11.02)
VC2013を使った方法に記事を更新。
H.265/HEVC
H.264/AVCの後継となる映像符号化方式。同じ画質をH.264の半分の容量に圧縮できるらしい。ほう。
最大ブロックサイズの拡大、四分木分割による階層状の予測ブロック、予測モードの拡大、画素適応オフセットや適応ループフィルタなど、いろんな工夫で圧縮率を上げるみたい。
詳しくは総務省で検索すると出てくるこのへんを。
H.265 | MPEG-H High Efficiency Video Coding (HEVC)規格の概要
情報源符号化部 H.265 | MPEG-H HEVC規格の概要
x265
H.265/HEVCのエンコーダ。現在絶賛開発中。
Webページ (http://x265.org/)
ソースコード1 (https://bitbucket.org/multicoreware/x265/wiki/Home)
ソースコード2 (https://github.com/videolan/x265)
用意したもの
Visual Studio 2012 Express for Desktop
TortoiseHg
CMake
yasm
1. まず Visual Studio 2013をインストール。インストーラに従うだけ。時間かかるはず。
2. TortoiseHg をインストール。これも基本はインストーラに従うだけだけ。

3. CMakeをインストール。これも基本はインストーラに従う。環境変数は設定。

4. ダウンロードしたYasmをパスの通じているところに入れる。ここでは、さっき環境変数に設定させたCMake\binに放り込んでみた。

5. ソースコードをダウンロードしたいフォルダを開き、右クリックから[TortoiseHG]>[Clone]を選択

6. なんかこんなかんじの画面が出る。
ソースに「https://bitbucket.org/multicoreware/x265」と入れて、「クローン」をクリック。

ソースコードがダウンロードされる。

7. x265というフォルダにダウンロードされる。
「build」フォルダ > 「vc12-x86_64」(32bitOSならvc12-x86)フォルダ > make-solutions.batをダブルクリック。こんなコマンドプロンプトの黒い画面が出て、

8. しばらくして設定画面が出る。ここではSTATIC_LINK_CRTをオンにしてConfigureをクリックしてから、Generateをクリック。

9. すると、フォルダ内に x265.sln ができているのでこれをダブルクリックで開く。
10. Releaseビルドに切り替えて、

11. [ビルド]>[ソリューションのビルド]をクリック

じっくり待っているとビルドが完了して、Releaseフォルダの中にx265.exeができている。
x265.exe --help
エンコードはしてみてるけど、疲れたのでとりあえずここまで。画質とかはまたそのうち。
というかめちゃくちゃ遅いっす。

↑ x265 初エンコ中
1280x720で1fpsって…。あー、適当に設定せずに最初はもっと軽そうなのにしとけばよかった。
というか明日からポケモンXYしかしないんで、「画質とかはまたそのうち」とか書いたけどいつかはわからないです。
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