Haswellでオーバークロック
これまでのHaswell
Haswellそのいち。 - ついに来たHaswell
Haswellそのに。 - Haswellでx264エンコードほか
今度はオーバークロックに挑戦してみる。
※オーバークロックは自己責任となることに注意してください。無茶な過電圧は避け、冷却はしっかり行いましょう。ついでにうまくいかないときはグリスを呪いましょう。
構成
Core i7 4770K
ASRock Z87 Extreme4
GSkill F3-2600C10Q-16GTXD (DDR3-2600)
MSI N660GTX Twin Frozr III OC
Corsair H100i
Platimax EPM600AWT
Antec P280
Plextor M5P 256GB
HGST 0S03357
HGST HDP725050GLA360
ケース内レイアウト。

H100iはいわゆるサンドファン(2重ファン)にしている。あとメモリはクーラー付だったので、それで冷却。
なんでこんな過剰な冷却かっていうと、まあグリスだという噂だったので頑張って冷やしてみようと。簡易水冷なのは、背の高いメモリでも大丈夫なように。
まあ、頑張っても無駄でした…。
とりあえず4.6GHzに挑戦してみる。
(たぶん)安定した設定は以下の通り。
CPU設定
CPU Core: 100×46=4600Mhz
CPU Vcore: Override Mode, 1.335V
CPU Cache: 100×42=4200MHz
CPU Cache Voltage: Override Mode, 1.30V
Load Line Calibration: Level 1 (Max)
メモリー設定
DDR3-2600 Dual Channel, CL 10-12-12-31-2T
Corsair H100i サンドファン
排気
↑
H100i 付属ファン (12cm×2, H100iファン#3,#4)
↑
ラジエータ
↑
CoolerMaster XtraFlo 120 Blue Fan ×2 (H100iファン#1,#2)
↑
ケース
ファン回転数は図の右下、Corsair Linkの表示を参照
室温: 26℃
チェック: OCCT 1時間
x264エンコ中のスクリーンショット
Win7 x64
HWiNFO64 4.19
CPU-Z 1.64.2
CorsairLink 2.3.8

クリックで拡大
とりあえずうるさい。P280の天板は薄いのでそれもあるかも…。
CPUの最大温度は80℃を華麗に突破し、87℃に。まじか。
考えられるのは、
・取り付けが悪い。
・買ったCPUが”ハズレ”。
・いわゆるダブルグリスバーガーのせい。
あたり。
…どれだ。もしかして全部か?
まーそれにしても、CPU Package Powerがたかだか110Wなのに、こんなに冷えないとは情けない。Sandy6コアなどは、160Wとか超えたりしていてもしっかり冷やせば全然平気なとこを見るに、やはり内部のグリスの残念ぶりはIvyから変わらないのだろう。
触った感じとしては、4.4GHzぐらいまではいいのだけど、4.5/4.6では結構電圧を盛る必要がある感じだった。クロックを上げても大して熱くならないが、電圧を上げると結構熱くなるので、厳しくなってくる。
まとめると、
・とりあえず4.6GHzぐらいは回る。(UnCoreも4.6GHzまで上げると安定は難しい)
・でも冷えない。取り付けが悪いのかもしれないけど、やはりそれだけじゃない気がする。
これで常用はさすがにうるさくて無理。4.4GHz@1.275Vは70℃ちょいぐらいなので、その辺が妥当だと思う。また土日にでもヘッドを取り付けなおしてみるかな…。念のため。
AsRock Z87 Extreme4はそれなりに設定項目が豊富にある。
電圧設定は、OverrideとAdaptiveとがある。Overrideがいわゆる一定電圧で、常に同じ電圧をかけ続ける。Adaptiveが可変になるタイプで、CPUの負荷が小さいときには、ちゃんと電圧を下げてくれる。
ただ、やはりオーバークロック動作での安定度はOverrideモードのほうが上。Overrideモードで安定して動く電圧のまま、Adaptiveにすると不安定になってしまう。
電圧設定は0.001V刻みで可能。VoltageとOffset両方設定可能となっている。
また、これはHaswellの特徴なんだろうけど、CoreとCache(Uncore)を倍率・電圧ともに別々に設定できる。HWiNFO64ではUnCore Clock、CPU-ZではNB Frequencyとして確認できる。
ほかには
Filter PLL Frequency (Low BCLK Mode / High BCLK Mode)
Internal PLL Overvoltage (Disabled / Enabled)
Long / Short Duration Power Limit
Primary Plane Current Limit
System Agent Voltage Offset
CPU Analog IO Voltage Offset
CPU Digital IO Voltage Offset
CPU Input Voltage (Offset / Fixed)
Load Line Calibration (Level 1~5)
VCore External Offset
DRAM Vlotage
PCH 1.05V Voltage
PCH 1.5V Voltage
など。まあ意味はなんとなくわかるけど、これだけあると困ってしまう…。
明日はまた4.0GHz + DDR3-2133に戻してベンチマークの続きをしようかなと。QSVとか。その前にVisualStudio2012をインストールしないと…。
Haswellそのいち。 - ついに来たHaswell
Haswellそのに。 - Haswellでx264エンコードほか
今度はオーバークロックに挑戦してみる。
※オーバークロックは自己責任となることに注意してください。無茶な過電圧は避け、冷却はしっかり行いましょう。ついでにうまくいかないときはグリスを呪いましょう。
構成
Core i7 4770K
ASRock Z87 Extreme4
GSkill F3-2600C10Q-16GTXD (DDR3-2600)
MSI N660GTX Twin Frozr III OC
Corsair H100i
Platimax EPM600AWT
Antec P280
Plextor M5P 256GB
HGST 0S03357
HGST HDP725050GLA360
ケース内レイアウト。

H100iはいわゆるサンドファン(2重ファン)にしている。あとメモリはクーラー付だったので、それで冷却。
なんでこんな過剰な冷却かっていうと、まあグリスだという噂だったので頑張って冷やしてみようと。簡易水冷なのは、背の高いメモリでも大丈夫なように。
まあ、頑張っても無駄でした…。
とりあえず4.6GHzに挑戦してみる。
(たぶん)安定した設定は以下の通り。
CPU設定
CPU Core: 100×46=4600Mhz
CPU Vcore: Override Mode, 1.335V
CPU Cache: 100×42=4200MHz
CPU Cache Voltage: Override Mode, 1.30V
Load Line Calibration: Level 1 (Max)
メモリー設定
DDR3-2600 Dual Channel, CL 10-12-12-31-2T
Corsair H100i サンドファン
排気
↑
H100i 付属ファン (12cm×2, H100iファン#3,#4)
↑
ラジエータ
↑
CoolerMaster XtraFlo 120 Blue Fan ×2 (H100iファン#1,#2)
↑
ケース
ファン回転数は図の右下、Corsair Linkの表示を参照
室温: 26℃
チェック: OCCT 1時間
x264エンコ中のスクリーンショット
Win7 x64
HWiNFO64 4.19
CPU-Z 1.64.2
CorsairLink 2.3.8

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とりあえずうるさい。P280の天板は薄いのでそれもあるかも…。
CPUの最大温度は80℃を華麗に突破し、87℃に。まじか。
考えられるのは、
・取り付けが悪い。
・買ったCPUが”ハズレ”。
・いわゆるダブルグリスバーガーのせい。
あたり。
…どれだ。もしかして全部か?
まーそれにしても、CPU Package Powerがたかだか110Wなのに、こんなに冷えないとは情けない。Sandy6コアなどは、160Wとか超えたりしていてもしっかり冷やせば全然平気なとこを見るに、やはり内部のグリスの残念ぶりはIvyから変わらないのだろう。
触った感じとしては、4.4GHzぐらいまではいいのだけど、4.5/4.6では結構電圧を盛る必要がある感じだった。クロックを上げても大して熱くならないが、電圧を上げると結構熱くなるので、厳しくなってくる。
まとめると、
・とりあえず4.6GHzぐらいは回る。(UnCoreも4.6GHzまで上げると安定は難しい)
・でも冷えない。取り付けが悪いのかもしれないけど、やはりそれだけじゃない気がする。
これで常用はさすがにうるさくて無理。4.4GHz@1.275Vは70℃ちょいぐらいなので、その辺が妥当だと思う。また土日にでもヘッドを取り付けなおしてみるかな…。念のため。
AsRock Z87 Extreme4はそれなりに設定項目が豊富にある。
電圧設定は、OverrideとAdaptiveとがある。Overrideがいわゆる一定電圧で、常に同じ電圧をかけ続ける。Adaptiveが可変になるタイプで、CPUの負荷が小さいときには、ちゃんと電圧を下げてくれる。
ただ、やはりオーバークロック動作での安定度はOverrideモードのほうが上。Overrideモードで安定して動く電圧のまま、Adaptiveにすると不安定になってしまう。
電圧設定は0.001V刻みで可能。VoltageとOffset両方設定可能となっている。
また、これはHaswellの特徴なんだろうけど、CoreとCache(Uncore)を倍率・電圧ともに別々に設定できる。HWiNFO64ではUnCore Clock、CPU-ZではNB Frequencyとして確認できる。
ほかには
Filter PLL Frequency (Low BCLK Mode / High BCLK Mode)
Internal PLL Overvoltage (Disabled / Enabled)
Long / Short Duration Power Limit
Primary Plane Current Limit
System Agent Voltage Offset
CPU Analog IO Voltage Offset
CPU Digital IO Voltage Offset
CPU Input Voltage (Offset / Fixed)
Load Line Calibration (Level 1~5)
VCore External Offset
DRAM Vlotage
PCH 1.05V Voltage
PCH 1.5V Voltage
など。まあ意味はなんとなくわかるけど、これだけあると困ってしまう…。
明日はまた4.0GHz + DDR3-2133に戻してベンチマークの続きをしようかなと。QSVとか。その前にVisualStudio2012をインストールしないと…。
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