要望の反映。
Bluray互換出力モードを追加。 あわせてBluray出力用のプリセットも追加。
※2012.10.14追記 Bluray互換出力時にはVBRモードとCBRモードしか使えない。CQPモードが使えないのは残念だけど、CQPモードでは上限ビットレートを指定できないのでしょうがないのです…。 まあ正直Blurayのことはよくわかってないけども(まずBDMVにAACがダメというのを理解してなかった)、とりあえずIntelの資料を見つつ、調整した。
「Bluray出力」のプリセットでは、音声についてはffmpegでac3エンコードを行い、muxは行わないように設定してある。(ffmpegは
あべちん様 がビルドしてくださっています。)
出力されたH.264ファイル(.264)と、ac3ファイル(.ac3)をtsMuxerでBluray構築→ImgBurnでBDに焼く(UDF 2.50)という手順でBDMVとして再生できるはず。
PS3(Sony)とDMR-BW830(DIGA, Panasonic)で確認。
いちいち手動でtsMuxerするのがめんどいので、そのへんをエンコ後バッチ処理で自動で処理するバッチファイルも作った。
こちらのQSV_Bluray.bat は、
・プリセットで出力したH.264とac3を
tsMuxer でBlurayに構築
・
ImgBurn でBDに書き込み
までをバッチ処理にしたもの。
使い方は…
・まず、
tsMuxer /
ImgBurn を用意。
・そいでbatファイルに書いてあるTSMUXER_PATH / IMGBURN_PATH / BDDRIVE_PATH あたりを適切に設定。
・最後にQSVEnc設定画面右下の「エンコ後バッチ処理」にこのbatファイルを指定。これで自動でBD書き込みまでいけるようになる、と。
K-san様 という感じで大丈夫だと思うのですが…どうでしょうか。試してみていただければと思います。
再生機器によってはダメかもしれないのでやや不安なのですが、うまく再生できましたら幸いです。
QSVEnc ダウンロード>>
スポンサーサイト
QSVEncを0.07から0.08及び0.09にアップデートしたところ、
ビデオメモリモードにチェックが入ってる場合、エンコード開始時に「ファイルの出力に失敗しました」というメッセージが出るようになってしまいました。
0.08~0.09を使用している場合、MP4BOXであろうとL-SMASHであろうと上記現象が発生するようになりました。
ビデオメモリモードのチェックを外すと動くのであまり困ってないのですが大幅な速度低下とかデメリットはあるのでしょうか?
環境は以下の通りです
CPU : Core i7 2600k
GPU : GF9600GT(プライマリ)+IntelHD3000(セカンダリ)
IntelHD3000ドライバ : Ver 8.15.10.2761
MEM : DDR3-1066 16GB (4GB*4)
OS : Wndows7 SP1 64bit
割り込む形になってしまいすみません。
QSVEnc 0.09にアップデートし、試してみると無事にBlu-ray互換でエンコードできました。
Adobe Encore CS4.0での認識および、BDレコーダーでも再生可能でした。こんなにも素早く対応していただけるとは思っていませんでした。ありがとうございます。
また、パッチファイルの方も同時に作っていただきありがとうございました。とても重宝しそうです。
かなり些細なことですが、Bluray互換出力のチェック時に、プロファイルの上書きボタンが有効にならないようなので、次のバージョンアップの際についでくらいに更新していただけたらと思います。
>chris様
報告ありがとうございます。
ビデオメモリモードを使用しない場合のデメリットは、VPP(GPU側でのインタレ解除・リサイズなど)使用時に速度がやや(5~10%ぐらい?)落ちることです。
0.08での更新の際に、iGPUがセカンダリGPUの場合の動作を壊してしまったのかと思います。今度GPUをつけてテストを行い、修正を試みます。
>K-san様
Blu-ray無事認識・再生できてよかったです。
あと、プロファイルの上書きボタン、ご指摘ありがとうございます。次回修正します。
品質と処理速度のバランスが良く、いつも便利に使わせていただいています。
お願いが1点あります。
現状QSVEncの設定項目はx264guiExのそれと比較するとかなり簡素な状態となっていますが、将来的に設定可能な項目を増やしていくような予定はありますでしょうか?
MV探索関連のパラメータ、参照フレーム枚数、Bフレーム連続数あたりが設定できると面白いのではと思っています。
x264.exeとQSVでは入力できるパラメータは異なるでしょうから同じようにとはいかないでしょうが、将来的にはx264と同等の品質がQSVの速度で出来たら良いなぁと、妄想しております。
あと以下は使用していて気になった点です。
設定でGoP長の設定を"自動"にしても、エンコ時のログメッセージには"gop length 30 Frame"と表示されます。
ver0.02あたりではたしか"Auto"と表示されていたと記憶しておりますが、単に表示上の問題なのでしょうか?
なお、出来上がった動画を見てみると1秒ごとにIフレームが挿入されているように見え、実際にGoPが30フレームに設定されているように見えます。
当方の環境
windows7 SP1 64bit
aviutl 0.99m
QSVEnc 0.08
>QSVEncのパラメータについて
設定可能項目は増えるかもしれない、でもあまり期待しないでください、というのが答えです。
現状、Intel Media SDK側で用意されているオプションがそもそも少ないことと、QSVEncのほうで表示していないものもあることから簡素なものとなっています。
QSVEncの設定画面でハードウェアエンコード(HWエンコ)のチェックボックスを外し、ソフトウェアエンコード(SWエンコ)に切り替えると、
・参照距離
・フレーム内予測 / フレーム間予測
・MV探索範囲/精度
・RDO(歪みレート最適化)
などの設定が表示されます。これらがIntel Media SDKにすでに存在する設定です。これ以外にはほとんど(画質的に有効な)パラメータはありません。
なぜ上記のパラメータをHWエンコでは非表示にしているかというと、昔SandyBridgeで調べた際に、SWエンコには効果があっても、HWエンコには効果がなかった(出力が変わらない)ためです。今では、IvyBridgeや新ドライバの影響で変更になっている(設定の効果があるようになっている)かもしれず、今度時間のあるときに調べてみようと思います。(結構時間かかるんです…)
ただ正直、IvyBridgeでは効果があってもSandyBridgeで効果があるとは限りません。もしIvyBridgeとSandyBridgeでパラメータの設定による挙動が異なった場合、設定画面をどうすればいいか、悩みどころです。
そしてそもそも今SandyBridgeが手元にないので…。
>QSVEncログの表示について
QSVEnc 0.05から、ログの表示は「QSVEncで設定した内容」ではなく、"なるべく"「QSVEncで設定した内容に基づいてIntel Media SDKが設定した内容」を表示するようにしてあります。なのでGOP長を「自動」にすると、Intel Media SDK側が"自動的"に30に設定した、という意味だと考えていただければと思います。
このエンコーダーの性能にあこがれて、QSVEnc0.09の導入を試みた者ですが、どういうわけかエンコードが成功しません。説明書及び画面の説明の通りに、インストーラーの助けも借りて設定したのですが、うまくエンコードできません。
音声・映像ともにエンコードが完了した直後に「ファイルの出力に失敗しました」というメッセージが出てしまいます。どうやらmuxerが正常に動作していないのだと思います。どうか助力おねがいします。
また、Blu-ray互換にチェックを入れると、映像エンコードが始まる瞬間に「ファイルの出力に失敗しました」というメッセージが出てやはり失敗してしまいます。こちらも解決にどうか協力をお願いたします。
我が家のpcの環境は以下の通りです
CPU : Core i5 2320
GPU : intel HDグラフィックス
MEM : DDR3-1066 4GB (2GB*2)
OS : Wndows7 home premium 64bit
初歩的な質問ですが、
ディスプレイ出力用に560Tiを使っている時にQSVを利用したい場合はVirtuを使う必要があるのでしょうか?
一度HD3000の出力でディスプレイをつないでドライバをインストールし、BIOSでiGPUの電源を常にONにする設定にして560TiでディスプレイにつないだところQSVは利用できませんでした。
マザーボード:Z68X-UD3H-B3
CPU : Core i7 2600k
GPU : 560Ti+IntelHD3000
IntelHD3000ドライバ : Ver 8.15.10.2761
OS : Wndows7 SP1 64bit
よろしくお願いします
返信有難うございました。
> 設定可能項目は増えるかもしれない、でもあまり期待しないでください、というのが答えです。
了解しました。増えたら良いなーと思いながら、待たせていただきます。
パラメータが見えなくなった経緯についても説明いただき、有難うございました。
> もしIvyBridgeとSandyBridgeで挙動が異なった場合、設定画面をどうすればいいか悩みどころです。
CPUを識別して自動で表示画面を切り替えられるのが一番でしょうが、仕組みの作りこみに本来不必要な手間が発生するのでダメですね。
「Ivyですか?」見たいなチェックボタンがあってチェックしたらメニューが展開されるという、ユーザに判断させるあたりが落とし所としては良いかと思います。
> 今では、Ivyや新ドライバの影響で変更になっているかもしれず、今度時間のあるときに調べてみようと思います。(結構時間かかるんです…)
お手数をおかけいたしますが、機会がありましたら是非ともよろしくお願いいたします。
開発・評価環境ですが、テスト用のQSVEncとフリーの動画をセットで置いて、「付属のテンプレ設定でエンコして結果を返信してください」としてみてサンプルを募るのもいいかなと思いました。
または設定しても有効にならない(可能性がある)のであれば、そういう但し書きをつけた上でオンラインに戻してみるのもアリかもしれないと思いました。
設定しても"毒"にはならないようですし。
> 設定を「自動」にすると、Intel Media SDK側が"自動的"に30に設定した、という意味だと考えていただければと思います。
こちらも説明いただき有難うございました。
「自動」とあったので、エンコ中に条件に応じて値が自動変化しているのかと思っていましたが、誤解していたようです。
>初エンコが成功しません
まず、「muxerが正常に動作していないのだと思います」のほうについてです。
これだけですとわかりません…。
失敗する際にログウィンドウに表示されている内容をコピペしていただければわかるかもしれませんので、ぜひお願いします。
次に「Blu-ray互換にチェックを入れると...」のほうについてです。
えと、CQPモードで設定していませんか?
デフォルトの設定のままですと、CQPモードで設定されています。Blu-ray互換はVBR/CBRに設定しないと動きません。設定画面上部のプロファイルの中にある、「Bluray互換出力」のプリセットなどを参考に設定していただければと思います。
>Virtuを使う必要
Virtuは必須ではありません。
QSVをVirtuなしで使用するには、「とりあえず内蔵GPUの出力端子になんかつないでおく」方法(
http://rigaya34589.blog135.fc2.com/blog-entry-154.html#more )と、さらにはたくあんさんのケーブル無しでもできる方法(
http://k4095-takuan.blogspot.jp/2012/01/lav-filterslav-video-decoderquicksync.html )があります。リンク先の記事を参考に試してみてください。
また現状のQSVEncは、dGPUを使用している際に、設定画面の「ビデオメモリモード」を有効にするとエンコードできない問題がありますので、ビデオメモリモードのチェックは外して使用してください。
>2012-10-17(11:46)の方へ
>但し書きをつけた上でオンラインに戻してみるのもアリかもしれないと思いました。
ご提案ありがとうございます。
もしかすると、Ivyであることを検出するだけでは不十分で、ドライバのバージョンなども関係してきてしまうかもしれないので、但し書き付きで、というのが妥当かもしれません。
返信ありがとうございます。
Bluray互換出力モードにつきましては、本記事一つろくに読まずに不必要な質問をしてしまったことをお詫びいたします。
さて、エラーに関する情報を追加させていただくと、エンコード失敗時にはログウィンドウに
「Mux後ファイルがみつかりませんでした」
「L-smash muxerでのmuxに失敗しました」
「muxのコマンドラインは・・・」
「".exe files\muxer.exe -i "(保存フォルダ名と動画ファイル名が入る)"」という4行のエラーメッセージが表示されています。これはどのような意味なのでしょうか。
解答よろしくお願いします。
えと、メッセージの意味はそのままの意味で、エンコードした映像と音声をmuxしてひとつの動画ファイルにするのに失敗した、ということですが…。
".exe files\muxer.exe"は".\exe files\muxer.exe"のことでよろしいのでしょうか?
長くなってしまいますが、詳しい状況把握のため、エンコ時のログウィンドウのメッセージを最初から最後までコピペしていただければと思います。
また、その他に確認していただきたいこととして、
1. 映像ファイル (.264ファイル)はありますか?
2. 音声ファイル (audio.xxxファイル)はありますか?
3. 映像ファイルと音声ファイルがありましたら、".\exe files\muxer.exe ~~" のコマンドをコマンドプロンプトで実行してみていただければと思います。どんなメッセージが出ますか?
といった点をお願いします。
お手数おかけします。
もしかしたら1年以上前からあるmuxerのバグかもしれないです。
今頃になって各所でクラッシュが再現されている模様。
修正しましたが、関係あるかどうかは分かりません。申し訳ないです。
http://repo.or.cz/w/L-SMASH.git/commitdiff/215d271d15ec1e7d671665afa0c8e0229d1b2571
>muken様
修正ありがとうございます。
わたしの方でも再ビルドしておきました。
>岡崎準一様
L-SMASH muxerを更新しましたので、インストーラを再度起動させて更新していただければと思います。