API v1.1でも、v1.3でも、動くんだよ QSVEnc 0.04
というわけで、API v1.3(Intel Media SDK 2012)に仮対応。
…まだ問題があるので、「仮」は外せない。すみません。
ほかには
・libmfxsw**.dllの更新
・APIバージョンの取得と表示
・x264guiEx 1.27~1.33の追加機能の取り込み。
・QSVEncC.exeで標準出力(stdout)に出せるように。
・QSVEncC.exeでVC++2008再頒布可能パッケージを不要に。
Intel Media SDKとAPIの対応関係
API v1.3 … Intel Media SDK 2012 (Intel Media SDK v3.0)
API v1.1 … Intel Media SDK v2.0 (←これまでの)
あと、Intelのグラフィックドライバにlibmfxhw**.dllが入っていて、これが重要。くわしくはこちら (Intel 2626ドライバ)
API v1.3の新機能
API v1.3では、色に関する設定+αが可能になった。colormatrix, colorprim, transfer, fullrange, videoformatなど。ただし、fullrange, videoformatは問題なく反映されるものの、なぜかcolormatrix, colorprim, transferは反映されなかった。これについてはもっと調べてみる。
また、Intel曰くAPIv1.3で高画質化・高速化されているとのこと。
さらに、AVBRモードというのが追加になった。より柔軟なVBRのようなもの。「AVBBR計算幅」を大きくするとさらに柔軟になる…ようだ。でも、固定量子化量(CQP)で十分な気がする。
API v1.1でも動く
APIのバージョンチェックをして、インストールされているdllがAPI v1.1でもv1.3でも動くようにした。(当然APIv1.3にしかない機能はv1.1では使えない)
QSVEnc.auoの変更点
基本的にx264guiEx 1.27~1.33での更新内容を手動コピペで反映させたもの。
- 安定性の向上。
- STAThreadAttributeを指定。
- ログウィンドウの大きさを保存。
- muxを行っていない場合に「エンコ後バッチ処理」に失敗するのを修正。
- 録画後バッチ処理のバッチファイル指定欄のドラッグドロップ対応。
- 音声エンコで単純なWAV出力に対応。
- 設定ファイル保存処理の改良。
- ファイルサイズ取得の改良。
- 設定画面とログウィンドウでフォントを変更可能に。
- QSVEnc.iniのoggenc2コマンドラインを修正。強制的に44.1kHzになってしまっていた。
- QSVEnc.iniにqaac/refalac用設定を追加。
- QSVEnc.iniにAnonEncoder用設定を追加。
QSVEncC.exeの変更点
前回(0.03)でx64版は静的リンクにしたわけだけど、x86版でもVCランタイムを静的リンクにして、VC++2008再頒布可能パッケージを要らなくした。
QSVEnc.auoは.Net Frameworkを使う以上、このような静的リンクにはできないので、どうしてもVC++2008再頒布可能パッケージも必要になってしまう。
個人的には.Net Framework 2.0~3.5/4.0を入れるのも、VC++2008/2010再頒布可能パッケージを入れるのも苦にならないのだけど、嫌いな人もいる(インストールに時間がかかるのでめんどくさいのかな?)ようなので、QSVEncC.exeについてはVC++2008再頒布可能パッケージ不要にしてみた。
また、ご要望の反映として、-o -で標準出力(stdout)に出せるようにした。
QSVEnc ダウンロード>>
さんぷる

環境
Core i5 2500
Win7 x64 SP1
Intel 2626ドライバ (API v1.3対応…のはず)
QSVEnc 0.04
Aviutl 0.99k2
…まだ問題があるので、「仮」は外せない。すみません。
ほかには
・libmfxsw**.dllの更新
・APIバージョンの取得と表示
・x264guiEx 1.27~1.33の追加機能の取り込み。
・QSVEncC.exeで標準出力(stdout)に出せるように。
・QSVEncC.exeでVC++2008再頒布可能パッケージを不要に。
Intel Media SDKとAPIの対応関係
API v1.3 … Intel Media SDK 2012 (Intel Media SDK v3.0)
API v1.1 … Intel Media SDK v2.0 (←これまでの)
あと、Intelのグラフィックドライバにlibmfxhw**.dllが入っていて、これが重要。くわしくはこちら (Intel 2626ドライバ)
API v1.3の新機能
API v1.3では、色に関する設定+αが可能になった。colormatrix, colorprim, transfer, fullrange, videoformatなど。ただし、fullrange, videoformatは問題なく反映されるものの、なぜかcolormatrix, colorprim, transferは反映されなかった。これについてはもっと調べてみる。
また、Intel曰くAPIv1.3で高画質化・高速化されているとのこと。
さらに、AVBRモードというのが追加になった。より柔軟なVBRのようなもの。「AVBBR計算幅」を大きくするとさらに柔軟になる…ようだ。でも、固定量子化量(CQP)で十分な気がする。
API v1.1でも動く
APIのバージョンチェックをして、インストールされているdllがAPI v1.1でもv1.3でも動くようにした。(当然APIv1.3にしかない機能はv1.1では使えない)
QSVEnc.auoの変更点
基本的にx264guiEx 1.27~1.33での更新内容を手動コピペで反映させたもの。
- 安定性の向上。
- STAThreadAttributeを指定。
- ログウィンドウの大きさを保存。
- muxを行っていない場合に「エンコ後バッチ処理」に失敗するのを修正。
- 録画後バッチ処理のバッチファイル指定欄のドラッグドロップ対応。
- 音声エンコで単純なWAV出力に対応。
- 設定ファイル保存処理の改良。
- ファイルサイズ取得の改良。
- 設定画面とログウィンドウでフォントを変更可能に。
- QSVEnc.iniのoggenc2コマンドラインを修正。強制的に44.1kHzになってしまっていた。
- QSVEnc.iniにqaac/refalac用設定を追加。
- QSVEnc.iniにAnonEncoder用設定を追加。
QSVEncC.exeの変更点
前回(0.03)でx64版は静的リンクにしたわけだけど、x86版でもVCランタイムを静的リンクにして、VC++2008再頒布可能パッケージを要らなくした。
QSVEnc.auoは.Net Frameworkを使う以上、このような静的リンクにはできないので、どうしてもVC++2008再頒布可能パッケージも必要になってしまう。
個人的には.Net Framework 2.0~3.5/4.0を入れるのも、VC++2008/2010再頒布可能パッケージを入れるのも苦にならないのだけど、嫌いな人もいる(インストールに時間がかかるのでめんどくさいのかな?)ようなので、QSVEncC.exeについてはVC++2008再頒布可能パッケージ不要にしてみた。
また、ご要望の反映として、-o -で標準出力(stdout)に出せるようにした。
QSVEnc ダウンロード>>
さんぷる

環境
Core i5 2500
Win7 x64 SP1
Intel 2626ドライバ (API v1.3対応…のはず)
QSVEnc 0.04
Aviutl 0.99k2
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