Beelink EQ12 Proの高負荷時フリーズ解消
Beelink EQ12 Proでもう少しベンチマークしてみようと思ったのだが、ちょっとトラブったのでメモ書き。
症状としては、CPUに突然大きな負荷をかけるとシステムごとフリーズするというもの。
x265とかprime95 In-place large FFTテストとか、マルチスレッドでAVX系を酷使する系統の処理を実行すると、実行開始直後にフリーズした。なお、7zipのようなAVXを使用しないベンチマークでは問題なかったし、Cinebenchやx264、prime95のblendテストのような、マルチスレッドでもそこまで演算器への負荷が高そうでないものは問題ないようだった。
なんとなくCPUの電圧不足っぽい症状に似ている。特に高負荷時に問題ということなので、高負荷時に電圧を少し盛ってあげればよさそう。
幸い、EQ12 ProのBIOSはOCこそできないものの、細かい設定が可能になっているので、いろいろ試して高負荷時の電圧に影響するパラメータのLoadline calibrationを調整するとよさそうということが分かった。
起動時に[Del]キー連打で入れるBIOSから [Advanced] > [Power & Performance] >[CPU VR Settings] > [Core/IA VR Settings] の"AC Loadline"と"DC Loadline"をデフォルトから下げるとよさそう。





デフォルトは、下の写真の上のほうにある "470" (=4.7mΩ) というのが標準値のようなのだけど、これを適当に下げてみた。(ACとDCはどっちが効くのかようわからんので適当に両方同じ値にした)
とりあえず"200" (=2.0mΩ) にしてみると、これまで問題の発生していた処理でも安定して動作するようになった。
このあたりはCPUの個体差が影響しそう。そもそも私のが外れ個体なだけかもだし、どの個体でもこうした調整が必要ということではないかもしれない。
ただ、TDP=15Wのi3 N305に対して、PL2=35Wの設定の製品なので、電力的にやや厳しい状態というのはあるのかもしれない。(効いているのかわからないけどPL4=83W (持続 2.44ms)というのも見えるし…)

とりあえずフリーズする問題が解消できてよかった。
症状としては、CPUに突然大きな負荷をかけるとシステムごとフリーズするというもの。
x265とかprime95 In-place large FFTテストとか、マルチスレッドでAVX系を酷使する系統の処理を実行すると、実行開始直後にフリーズした。なお、7zipのようなAVXを使用しないベンチマークでは問題なかったし、Cinebenchやx264、prime95のblendテストのような、マルチスレッドでもそこまで演算器への負荷が高そうでないものは問題ないようだった。
なんとなくCPUの電圧不足っぽい症状に似ている。特に高負荷時に問題ということなので、高負荷時に電圧を少し盛ってあげればよさそう。
幸い、EQ12 ProのBIOSはOCこそできないものの、細かい設定が可能になっているので、いろいろ試して高負荷時の電圧に影響するパラメータのLoadline calibrationを調整するとよさそうということが分かった。
起動時に[Del]キー連打で入れるBIOSから [Advanced] > [Power & Performance] >[CPU VR Settings] > [Core/IA VR Settings] の"AC Loadline"と"DC Loadline"をデフォルトから下げるとよさそう。





デフォルトは、下の写真の上のほうにある "470" (=4.7mΩ) というのが標準値のようなのだけど、これを適当に下げてみた。(ACとDCはどっちが効くのかようわからんので適当に両方同じ値にした)
とりあえず"200" (=2.0mΩ) にしてみると、これまで問題の発生していた処理でも安定して動作するようになった。
このあたりはCPUの個体差が影響しそう。そもそも私のが外れ個体なだけかもだし、どの個体でもこうした調整が必要ということではないかもしれない。
ただ、TDP=15Wのi3 N305に対して、PL2=35Wの設定の製品なので、電力的にやや厳しい状態というのはあるのかもしれない。(効いているのかわからないけどPL4=83W (持続 2.44ms)というのも見えるし…)

とりあえずフリーズする問題が解消できてよかった。
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