もうプライマリじゃなくても怖くない QSVEnc 0.02
いろいろやって、QSVEncをIntel 内蔵GPUがプライマリじゃなくても動くようにしてみた。
その前に、Z68で遊んでみたこととか、Intel内蔵GPUを2nd GPUで動かす方法とか。
Z68にしてみた
H61マザーを売って、Z68マザーを買ってみた。
AsRockのZ68M/USB3というやつ。
そいで、内蔵GPU(iGPU)を2ndとして使いたいので、なんか別にグラボが必要。
というわけで、昔使って封印していたGeForce 8600GTを掘り当てて(探しだして)、くっつけてみた。
なので、Sandyマシンはこんなかんじになった。
Win7 x64
Core i5 2500 + Z68 (AsRock Z68M/USB3)
4GB RAM(そのへんにあった2GBx2)
GeForce 8600GT (GDDR3 256MB)
320GB HDD(そのへんにあった外付けから引っペがしたやつ)
8600GTって4年ぐらい前のミドルレンジのはずだから…あ~弱そう。そもそも最近のローエンド以外のGPUにはほとんどある外部電源コネクタがない。最近GPUって性能もどんどん上がったけど、消費電力もどんどん上がったってのを実感する。
とりあえず今は試せればおkとしよう。
Intel 内蔵GPUを2nd GPUとして動かす
iGPUの電源が落ちてしまうと、当然QSVはどうやっても使用できない(P67の状態)。
裏を返せばiGPUの出力が何かに繋がっていればiGPUの電源を入れておくことができるので、iGPUのアナログVGAをモニタにつないでおく。
一度BIOS(ってかUEFIだっけか)からiGPUをプライマリにして起動して、Intel Graphics Driver 8.15.10.2509を入れ、その後はUEFIからPCI Express(ようはdGPU)をプライマリGPUに設定する。
これで2nd GPUとしてiGPUが動く。
ちなみにうちでは内蔵GPUの出力も8600GTの出力も同じモニタに出力するなんちゃってマルチモニタ。
もちろん、Windowsに入ってからもプライマリGPUは切り替えられる。
デスクトップを右クリック > 画面の解像度から入って「こちらのディスプレイをメインにする」とかすればいい。
いろいろいじった感想とか
っていうかVirtuの使い所って?
内蔵GPUと外部GPUを両方動かすのが難しいからVirtuが必要なんだと思い込んでたけど、なんか普通にできてしまったのだが…まだよくわかってない。
Z68にしてよかったのは"K"付きじゃなくても4段階OCできたこと。4コアTurboMax 3.4GHzが3.8GHzまであがった。電圧オートだと電圧が自動的に上がって熱くなったんで、UEFIのoffsetという項目で下げて行ってみたが、-0.2Vぐらいしても余裕で動いてる。もっと下げられるかも。
Sandyでは4.5GHz常用って人もいると聞いて驚いてたんだけど、1.03~1.05Vで3.8GHzが動いてるから、もっとしっかリした電源とマザボなら4.5GHz常用も全然いけるんだなと思う。個体差はあるだろうけどSandyすごいなあ。
ところで、最近のGPUってのはアイドル時はちゃんとクロックとか電圧とか自動的に下げてくれるもんだけど、8600GTともなるとそんな機能もなく、アイドル時も全力で回ってた。昔使ってた頃は気付かなかったけど。なんとなくGPU BIOSいじってアイドル時はクロック落とさせた。
もうひとつ。
以前リモートデスクトップするとQSVが使えないって書いたけど、調べるとTrueRemoteだと大丈夫らしいと出てきたのでやってみたら、見事動いた。有線LAN内なのでさくさく動く。無線LANとかネット越しだとどうかわからんけど。
TrueRemoteはWindowsのリモートデスクトップより(主にリモートされる側に)負荷がかかるけど、そんなに大きなもんでもないし、Aeroの半透過もそのままなので嬉しい。Windowsのリモートだと半透過が切られてしまうので、半透明大好き人間としては寂しい物があった。
QSVEnc 0.02 スクリーンショット
・Aviutl 0.99j + QSVEnc 0.02
・QSV + HW VPP 作動中
・アダプタ 0 (つまりプライマリGPU)として、GeForce 8600GT で NL-Means Lightが動いてる。(8600GTのGPU Loadが90%以上)
・8600GTが残念なため、そこが律速になって、QSVの威力を発揮しきれていない。(CPUやMFX使用率が低い)
みたいなことがわかる。

クリックで拡大
そもそもQSVエンコ時に重いフィルタ処理をするのはQSVの利点を殺してしまうんで現実的でないけれども、こんなことも出来る、という参考程度に。
まあこんな感じで、プライマリじゃない内蔵GPUを使用できるように改良した。
特になんか指定する必要ななく、自動的に検出できる。
※エンコの途中で切り替えないものとする。
QSVEnc ダウンロード>>
その前に、Z68で遊んでみたこととか、Intel内蔵GPUを2nd GPUで動かす方法とか。
Z68にしてみた
H61マザーを売って、Z68マザーを買ってみた。
AsRockのZ68M/USB3というやつ。
そいで、内蔵GPU(iGPU)を2ndとして使いたいので、なんか別にグラボが必要。
というわけで、昔使って封印していたGeForce 8600GTを掘り当てて(探しだして)、くっつけてみた。
なので、Sandyマシンはこんなかんじになった。
Win7 x64
Core i5 2500 + Z68 (AsRock Z68M/USB3)
4GB RAM(そのへんにあった2GBx2)
GeForce 8600GT (GDDR3 256MB)
320GB HDD(そのへんにあった外付けから引っペがしたやつ)
8600GTって4年ぐらい前のミドルレンジのはずだから…あ~弱そう。そもそも最近のローエンド以外のGPUにはほとんどある外部電源コネクタがない。最近GPUって性能もどんどん上がったけど、消費電力もどんどん上がったってのを実感する。
とりあえず今は試せればおkとしよう。
Intel 内蔵GPUを2nd GPUとして動かす
iGPUの電源が落ちてしまうと、当然QSVはどうやっても使用できない(P67の状態)。
裏を返せばiGPUの出力が何かに繋がっていればiGPUの電源を入れておくことができるので、iGPUのアナログVGAをモニタにつないでおく。
一度BIOS(ってかUEFIだっけか)からiGPUをプライマリにして起動して、Intel Graphics Driver 8.15.10.2509を入れ、その後はUEFIからPCI Express(ようはdGPU)をプライマリGPUに設定する。
これで2nd GPUとしてiGPUが動く。
ちなみにうちでは内蔵GPUの出力も8600GTの出力も同じモニタに出力するなんちゃってマルチモニタ。
もちろん、Windowsに入ってからもプライマリGPUは切り替えられる。
デスクトップを右クリック > 画面の解像度から入って「こちらのディスプレイをメインにする」とかすればいい。
いろいろいじった感想とか
っていうかVirtuの使い所って?
内蔵GPUと外部GPUを両方動かすのが難しいからVirtuが必要なんだと思い込んでたけど、なんか普通にできてしまったのだが…まだよくわかってない。
Z68にしてよかったのは"K"付きじゃなくても4段階OCできたこと。4コアTurboMax 3.4GHzが3.8GHzまであがった。電圧オートだと電圧が自動的に上がって熱くなったんで、UEFIのoffsetという項目で下げて行ってみたが、-0.2Vぐらいしても余裕で動いてる。もっと下げられるかも。
Sandyでは4.5GHz常用って人もいると聞いて驚いてたんだけど、1.03~1.05Vで3.8GHzが動いてるから、もっとしっかリした電源とマザボなら4.5GHz常用も全然いけるんだなと思う。個体差はあるだろうけどSandyすごいなあ。
ところで、最近のGPUってのはアイドル時はちゃんとクロックとか電圧とか自動的に下げてくれるもんだけど、8600GTともなるとそんな機能もなく、アイドル時も全力で回ってた。昔使ってた頃は気付かなかったけど。なんとなくGPU BIOSいじってアイドル時はクロック落とさせた。
もうひとつ。
以前リモートデスクトップするとQSVが使えないって書いたけど、調べるとTrueRemoteだと大丈夫らしいと出てきたのでやってみたら、見事動いた。有線LAN内なのでさくさく動く。無線LANとかネット越しだとどうかわからんけど。
TrueRemoteはWindowsのリモートデスクトップより(主にリモートされる側に)負荷がかかるけど、そんなに大きなもんでもないし、Aeroの半透過もそのままなので嬉しい。Windowsのリモートだと半透過が切られてしまうので、半透明大好き人間としては寂しい物があった。
QSVEnc 0.02 スクリーンショット
・Aviutl 0.99j + QSVEnc 0.02
・QSV + HW VPP 作動中
・アダプタ 0 (つまりプライマリGPU)として、GeForce 8600GT で NL-Means Lightが動いてる。(8600GTのGPU Loadが90%以上)
・8600GTが残念なため、そこが律速になって、QSVの威力を発揮しきれていない。(CPUやMFX使用率が低い)
みたいなことがわかる。

クリックで拡大
そもそもQSVエンコ時に重いフィルタ処理をするのはQSVの利点を殺してしまうんで現実的でないけれども、こんなことも出来る、という参考程度に。
まあこんな感じで、プライマリじゃない内蔵GPUを使用できるように改良した。
特になんか指定する必要ななく、自動的に検出できる。
※エンコの途中で切り替えないものとする。
QSVEnc ダウンロード>>
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