QSVEnc 6.01
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※ 2021.09.06 21:30: QSVEnc 6.01に更新しました。
これまでQSVEncはIntel Media SDKを活用してQSVでのエンコードを行ってきたのだけど、Media SDKが今後は開発終了してしまうということで、後継のIntel OneAPI Video Processing Library(VPL)への移行を行った。
QSVEnc 6.00
・Intel Media SDK ベースから、Intel OneAPI Video Processing Library(VPL) ベースに移行。
Media SDKのAPIはv1.35まで公開されているのだけど、後継のAPI v2.xxはVPLライブラリでの提供になるということで、QSVEncもVPLを使用するように変更作業を行った。
VPL移行にあたっては、Media SDKで使えたいくつかの機能が提供されなくなるとのこと。
・Audio support
・ENC and PAK interfaces
・User plugins architecture
・External buffer memory management
・Video Processing extended runtime functionality
・External threading
・Multi-frame encode
・Surface Type Neutral Transcoding
基本的には、特に必要のない機能だったり、あるいはやや複雑な機能で簡単には活用できいので手を出していなかった機能がほとんどで、あまり困ることはなかった。
ひとつだけ、User plugins architectureはQSVエンコード中にカスタムフィルタを追加で実行する仕組みで、QSVEnc 4.xxまでは使用していたけど、5.xxからはこの仕組みを使わずに独自でOpenCLフィルタを適用できるようにしたので使用しなくなっていて、5.xxでいろいろコードを見直しておいてよかったという感じ。
なので、基本的には少し関数の呼び出し方を変えたり、コンパイル方法を変えて、あとはいろんな環境で動作確認するというあたいrが主な作業だった。(それでも結構時間がかかったけど…)
とりあえず、試した限りでは問題なく動いていそう。
API 2.xxについては、使用できるのはいまのところRocketlake/Tigerlake以降ということらしい。
・yuv444→nv12で指定すべき横解像度が誤っていたのを修正。
ご指摘いただいた問題の修正。5.06で修正していたはずだが、修正し切れていなかったです…
・audio-delayが効いていなかったのを修正。
QSVEnc 6.01
・6.00で--d3d9, --disable-d3dが効かなかったのを修正。
・--vpp-colorspace使用時に、解像度によっては最終行に緑の線が入る問題を修正。
6.00で修正しきれていなかった。
QSVEnc ダウンロード>>
ダウンロード (ミラー) >>
OneDriveの調子がいまいちの時はミラー(GDrive)からどうぞ。同じものです。
QSVEncBenchmark.zipはベンチマーク用です。(重いので注意)。run_benchmark.batをダブルクリックで実行です。
QSVEncCのオプションについてはこちら。
QSVEncCオプション一覧>
ソースはこちら
※ 2021.09.06 21:30: QSVEnc 6.01に更新しました。
これまでQSVEncはIntel Media SDKを活用してQSVでのエンコードを行ってきたのだけど、Media SDKが今後は開発終了してしまうということで、後継のIntel OneAPI Video Processing Library(VPL)への移行を行った。
QSVEnc 6.00
・Intel Media SDK ベースから、Intel OneAPI Video Processing Library(VPL) ベースに移行。
Media SDKのAPIはv1.35まで公開されているのだけど、後継のAPI v2.xxはVPLライブラリでの提供になるということで、QSVEncもVPLを使用するように変更作業を行った。
VPL移行にあたっては、Media SDKで使えたいくつかの機能が提供されなくなるとのこと。
・Audio support
・ENC and PAK interfaces
・User plugins architecture
・External buffer memory management
・Video Processing extended runtime functionality
・External threading
・Multi-frame encode
・Surface Type Neutral Transcoding
基本的には、特に必要のない機能だったり、あるいはやや複雑な機能で簡単には活用できいので手を出していなかった機能がほとんどで、あまり困ることはなかった。
ひとつだけ、User plugins architectureはQSVエンコード中にカスタムフィルタを追加で実行する仕組みで、QSVEnc 4.xxまでは使用していたけど、5.xxからはこの仕組みを使わずに独自でOpenCLフィルタを適用できるようにしたので使用しなくなっていて、5.xxでいろいろコードを見直しておいてよかったという感じ。
なので、基本的には少し関数の呼び出し方を変えたり、コンパイル方法を変えて、あとはいろんな環境で動作確認するというあたいrが主な作業だった。(それでも結構時間がかかったけど…)
とりあえず、試した限りでは問題なく動いていそう。
API 2.xxについては、使用できるのはいまのところRocketlake/Tigerlake以降ということらしい。
・yuv444→nv12で指定すべき横解像度が誤っていたのを修正。
ご指摘いただいた問題の修正。5.06で修正していたはずだが、修正し切れていなかったです…
・audio-delayが効いていなかったのを修正。
QSVEnc 6.01
・6.00で--d3d9, --disable-d3dが効かなかったのを修正。
・--vpp-colorspace使用時に、解像度によっては最終行に緑の線が入る問題を修正。
6.00で修正しきれていなかった。
QSVEnc ダウンロード>>
ダウンロード (ミラー) >>
OneDriveの調子がいまいちの時はミラー(GDrive)からどうぞ。同じものです。
QSVEncBenchmark.zipはベンチマーク用です。(重いので注意)。run_benchmark.batをダブルクリックで実行です。
QSVEncCのオプションについてはこちら。
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