Ryzen9 5950XのPBOとCO使用時のCPU温度・VRM温度

今回5950Xを使ってPCを組むときは、冷却に気を使って、PCケースにファンを山盛りにしつつ、マザーボードには電源回路が強力でいかにも冷えそうなヒートシンクのついているB550 AORUS Masterを使ってみた。

そこで今回は結局CPUの温度やVRMの温度はどうなの? というところを確認してみた。





今回の構成。

CPUR9 5950X
定格PBO+CO
コア数16C/32T
L2 Cache8MB
L3 Cache64MB
Boost5.0GHz
AVX512--
OCDefaultPBO+CO
Core
Voltage
AutoAuto
PPT/PL1142W200W
TDC95A150A
EDC140A190A
Offset+200MHz
CO-10/-15/-25
Uncore1800MHz
メモリDDR4-3600
2ch
メモリ容量32GB
タイミング19-20-20-40-1
マザーGigabyte
B550 AORUS Master
冷却Fractal Design
Celsius+ S28 Prisma
電源Seasonic
FOCUS PX-750
ケースFractal Design
Define 7 Compact LightTG


ケースの中はこんな感じで、前面につけている280mmラジエータは14cmファンでサンドイッチにして風量を確保できるようにしてある。Fractal Design Celsius+ S28 Prisma の回転数は、Autoモードではなく、PWMモードでマザーボードで手動設定し、ポンプはCPU温度が60℃ぐらいでMAXにする一方で、ファンのほうはさほど回転数をあげないようにしている。

IMG_20210111_4995.jpg

B550 AORUS Masterは電源回路山盛りでさらにいかにも冷えそうなヒートシンクがついていて、簡易水冷でエアフローが少なくても期待できそう。
IMG_20210111_4892.jpg



定格動作時



確認方法としては、x265guiExで1080pのエンコード(--preset slow)を2本同時に30分以上実行して、そのときのCPU温度やVRM温度などの情報をHWInfoで取得した。

2本同時に流すのは、高負荷をかけるためと、実際問題1本ではCPUを使い切れないので、2本同時に流してエンコードするのをよくやるため。

まず、電圧(左軸)と動作周波数(右軸)の確認から。動作周波数は3.8GHz~4.3GHzをうろうろ、電圧のほうは1.05V~1.2Vといった感じ。

5950X_tempreature_20210123_default_core_clock_freq.png

このときのCPU・VRM温度(左軸)と電力(Package Power,右軸)がこんな感じ。CPU温度は60℃ちょい、VRM温度は45℃ということで、定格で動作させるには余裕たっぷりで、この冷却やVRMは完全にオーバースペックといった感じ。定格で使うのであればもっと安いマザーや空冷で十分かもしれない。

5950X_tempreature_20210123_default_core_temp_power.png



PBO+CO使用時 (PPT=200W)



細かいPBOの設定とかはこちら

こちらもまず、電圧(左軸)と動作周波数(右軸)の確認から。動作周波数はほぼ4.4GHzを維持して時折4.5GHZに到達、電圧のほうは1.29V~1.4Vといった感じ。

5950X_tempreature_20210123_pbo2_core_clock_freq.png

このときのCPU・VRM温度(左軸)と電力(Package Power,右軸)がこんな感じ。

まずPPT=200Wなので、Package Powerが200Wで張り付いている。

CPU温度は高いところで85℃ということで結構熱くなってきていて、16コアを4.4GHzで使ってこんなものなら十分というところかもしれないが、これ以上は難しそう。

VRM温度は最大53℃ということで、こちらはまだ十分冷えている。やはりB550 AORUS Masterの電源周りは見た目に違わずよく冷えるようだ。

5950X_tempreature_20210123_pbo2_core_temp_power.png



今回は5950Xが16コアで、定格だとまだ余力がありそうということで、PBOの使用を前提として冷却に気を使ったPCを組んでみたけど、そのかいあって5950Xの性能をさらに引き出しつつ、長時間高負荷をかけてもCPUやVRMの温度を抑えることができた。

これで、これまで主力で使っていたIntel i9 7980XEのPCより性能がだいぶ上がって、かつ圧倒的に静かなので大満足。(7980XEのほうはかな~りうるさい)

まああとは最近もっと新しいAGESAとかあるらしいので、GigabyteさんがBIOSを公開してくれると嬉しいのだけど…。

→ と思ったらいつの間にかF11が消されてF12というのが来てるけど、更新内容がF11のとこに書いてたのとほぼ一緒なのはこれはいったい…? (困惑)
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No title

16コアで、200W??
なんというパフォーマンス、脱帽です…
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