NVEnc 5.01
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Linuxで動かせるようにしてみたのと、要望のあった新しいフィルタ(--vpp-decimate)の追加など。
NVEncCのLinux対応
もともとは結構大変そうだったので断ったのだが、コミケの中止によりGW中にまとまった時間ができたので、対応してみることにした。まあ、需要はそんなにない気もするけど…。
とりあえずはGPU関連の情報が比較的入手しやすく、また更新が頻繁に行われているUbuntuで導入してみた。
Ubuntu環境は、R7 3700XにGTX1080を載せたマシンに、その辺に転がってた大昔のSSD (30GBしかないけど…)にUbuntuを入れて作ってみた。Win10とUbuntuの切り替えはUEFIからブートディスクを切り替える感じで(そのほうが単純だし、のちのちディスクを簡単に取り外しできるので)。
いろいろ作業した結果、Windows版からは一部機能を落としてはいるものの、こんな感じで無事動作。
Ubuntu 19.10でのビルド方法はこちら。CUDAを使う関係で、やはりいろいろ手順が面倒なのは仕方ないかも…。

一応、Ubuntu 19.10だけではなくて、Ubuntu 18.04も試してみようということで、Ubuntu 18.04のほうはAWS上で環境を作ってテストしてみた。まあGPUインスタンスはお値段が高いので、環境作りとかビルドとかはt3a.microとかのお安いインスタンスでやっておいて、GPUのインスタンスはさっとテストしてすぐ終了する、という感じで。こちらも無事動作した。Ubuntu 18.04でのビルド方法はこちら。
あとは、毎回Linuxでのビルドをチェックするのも大変なので、自動的にチェックできるようにしてみた。
まあ、Ubuntu以外のほかのLinux OSもチェックしたほうがいいのかもだけど、どれを試すの? みたいな話になるのでとりあえずまだやってない。少なくともgcc8以上が簡単に使えないとつらい。
Linux版の現状の問題点としては、PascalでYUV444のHWデコードができないところ。Windowsでは問題なくできるし、LinuxでもTuringではできるので、うーん?
NVEnc 5.01
[NVEncC]
・Linuxに対応。
・重複フレームを削除するフィルタを追加。 ( --vpp-decimate )
要望の反映。ffmpegにあるdecimateフィルタの簡易版で、とりあえず30p→24pができるように。
また、24fps化はこれまで--vpp-afs 24fps=true だけだったのが、--vpp-nnediや--vpp-yadifを--vpp-decimateと組み合わせることでも可能になったはずです。
・attachmentをコピーするオプションを追加。 ( --attachment-copy )
要望の反映。
・--check-featuresにhwデコードの情報を追加。
・yuv444→yv12/p010変換のマルチスレッド時のメモリアクセスエラーを修正。
・デコーダのエラー検出時に異常終了するようになっていなかったのを修正。
[NVEnc.auo]
・外部エンコーダ使用時に、音声エンコードを「同時」に行うと異常終了するのを修正。
ご指摘のあった問題の修正。
※ NVEnc 4.xx以前のプロファイルは設定しなおす必要があるかもしれません。
ダウンロード>>
ダウンロード (ミラー) >>
OneDriveの調子がいまいちの時はミラー(GDrive)からどうぞ。同じものです。
NVEncCのオプションについてはこちら。
NVEncCオプション一覧>
ソースはこちら>>
Linuxで動かせるようにしてみたのと、要望のあった新しいフィルタ(--vpp-decimate)の追加など。
NVEncCのLinux対応
もともとは結構大変そうだったので断ったのだが、コミケの中止によりGW中にまとまった時間ができたので、対応してみることにした。まあ、需要はそんなにない気もするけど…。
とりあえずはGPU関連の情報が比較的入手しやすく、また更新が頻繁に行われているUbuntuで導入してみた。
Ubuntu環境は、R7 3700XにGTX1080を載せたマシンに、その辺に転がってた大昔のSSD (30GBしかないけど…)にUbuntuを入れて作ってみた。Win10とUbuntuの切り替えはUEFIからブートディスクを切り替える感じで(そのほうが単純だし、のちのちディスクを簡単に取り外しできるので)。
CPU | Ryzen 7 3700X |
---|---|
コア | 8C/16T |
L3 | 32MB |
CPUクーラー | Noctua NH-D14+AM4リテンション |
M/B | Asrock X570 Steel Legend |
RAM | Corsair CMK16GX4M2B4000C19R |
RAM Speed | DDR4-3600, 2ch, 8GBx2 |
GPU | GTX 1080 簡易水冷化版 |
SSD | Intel X25-E 30GB (Ubuntu 19.10) Intel 330 (120GB) (データ用) |
ケース | Antec P100 |
電源 | Enermax EPM600AWT |
いろいろ作業した結果、Windows版からは一部機能を落としてはいるものの、こんな感じで無事動作。
Ubuntu 19.10でのビルド方法はこちら。CUDAを使う関係で、やはりいろいろ手順が面倒なのは仕方ないかも…。

一応、Ubuntu 19.10だけではなくて、Ubuntu 18.04も試してみようということで、Ubuntu 18.04のほうはAWS上で環境を作ってテストしてみた。まあGPUインスタンスはお値段が高いので、環境作りとかビルドとかはt3a.microとかのお安いインスタンスでやっておいて、GPUのインスタンスはさっとテストしてすぐ終了する、という感じで。こちらも無事動作した。Ubuntu 18.04でのビルド方法はこちら。
あとは、毎回Linuxでのビルドをチェックするのも大変なので、自動的にチェックできるようにしてみた。
まあ、Ubuntu以外のほかのLinux OSもチェックしたほうがいいのかもだけど、どれを試すの? みたいな話になるのでとりあえずまだやってない。少なくともgcc8以上が簡単に使えないとつらい。
Linux版の現状の問題点としては、PascalでYUV444のHWデコードができないところ。Windowsでは問題なくできるし、LinuxでもTuringではできるので、うーん?
NVEnc 5.01
[NVEncC]
・Linuxに対応。
・重複フレームを削除するフィルタを追加。 ( --vpp-decimate )
要望の反映。ffmpegにあるdecimateフィルタの簡易版で、とりあえず30p→24pができるように。
また、24fps化はこれまで--vpp-afs 24fps=true だけだったのが、--vpp-nnediや--vpp-yadifを--vpp-decimateと組み合わせることでも可能になったはずです。
・attachmentをコピーするオプションを追加。 ( --attachment-copy )
要望の反映。
・--check-featuresにhwデコードの情報を追加。
・yuv444→yv12/p010変換のマルチスレッド時のメモリアクセスエラーを修正。
・デコーダのエラー検出時に異常終了するようになっていなかったのを修正。
[NVEnc.auo]
・外部エンコーダ使用時に、音声エンコードを「同時」に行うと異常終了するのを修正。
ご指摘のあった問題の修正。
※ NVEnc 4.xx以前のプロファイルは設定しなおす必要があるかもしれません。
ダウンロード>>
ダウンロード (ミラー) >>
OneDriveの調子がいまいちの時はミラー(GDrive)からどうぞ。同じものです。
NVEncCのオプションについてはこちら。
NVEncCオプション一覧>
ソースはこちら>>
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