前回HDDをSSDに置き換えた録画PCだけど、前回追加したSSDとは別に、録画用にCorsair Force MP510 1.92TB x2を使用している。
今回は、これにヒートシンクをつけてみてどうなったかという話。
使うのは AINEX BA-HM02 というやつ。
そんなに大きなヒートシンクというわけではなさそうだけど、効果はどんなもんだろうか?
PC構成はこんな感じ。
CPU | Core i5 7500 |
コア数 | 4C/4T |
クロック
| 3.6GHz |
冷却 | GELID SlimHero |
マザー
| Asrock H270M Pro4 |
メモリ | DDR4-2400 8GBx4 |
SSD1 | SanDisk SDSSDXPS480G
|
SSD2 | Corsair MP510 1.92TB x2 |
SSD3 | Sandisk SDSSDH3 4T00 x3 (4TB x3) |
録画
| P○3 x2 |
LAN | Intel X540-T2 |
OS | Win 10 x64 Pro |
ケース | InWin IW-CE685/300P |
このうち、基本的に録画はCorsair Force MP510 1.92TB x2 のほうに保存している。(こちらのほうが圧倒的にTBWも大きいので)
Asrock H270M Pro4 のM2スロットは2つあり、これを両方使用している感じ。最近のマザーのようにM2スロットにヒートシンクがあるわけではないので、そのまま使用していた。
ただ、CPUクーラーのファンの風が当たる上のほうのM2スロット(M.2_1)はともかく、下のほうのM2スロット(M.2_2)はあまり風があたる感じではないので温度が上がりやすい。

これまでは、そんなに長時間SSDに大量にデータを書いたりはしないので、まあSSDはそのままでもいいかなと思っていた。
あと、よくある両面テープタイプの別売ヒートシンクは、しっかりくっつきすぎて取り外せなくなることがあるので、ヒートシンクをつけるのはちょっと敬遠していた。(実際に昔1枚外れなくなって無理に外すと壊しそうで外すのあきらめた…
けど、CrystalDiskInfoの記録によると、やはり時折SSDの温度がかなり上がってしまっていて、耐久性が損なわれないか気になる。今回、両面テープタイプでなく、放熱シリコンパッドで挟む感じで取り付けられるというヒートシンク(AINEX BA-HM02)を見つけたので、これをつけて対策してみることにした。
取り付け後はこんな感じ。取り付けは前述のとおり上下のパーツと放熱シリコンパッドで挟む感じで比較的簡単だった。

実際にCrystalDiskMarkのベンチマークを回してみると、ヒートシンクに熱が伝わって暖かくなっていたので、ちゃんと役目を果たしているみたい。
M.2_2のほうのSSDの温度変化をCrystalDiskInfoで確認。ヒートシンク取り付け前後の約1週間で温度変化がどんな感じかな、というのを見てみる。(ヒートシンクは12/11の夕方に取り付け)
周期的な温度の変化は夜寝るときにエアコンを切ると室温が下がり、昼間エアコンを入れると室温が上がったりエンコードするとディスクアクセスが起こって温度が上がるという感じ。

まず、CrystalDiskMarkのベンチマークをそれぞれで実行している。ただし、この時ベンチマークはM.2_1のSSDとM.2_2のSSDを束ねたSSDに対して行っているので、2台のSSDに分散して読み書きしていていて、通常の1台のSSDにベンチマークするときよりは負荷は軽減されている状態になっている。
このベンチマーク時の温度は一目瞭然で70℃超えていたのが50℃弱になっていてかなり温度は下がっている。
その後の状態については、日々SSDへのアクセス量は一定ではないので、まあ大体の傾向しかわからないけど、ヒートシンク取り付け後は、それまでと比べるとなんとなく温度の振れ幅が抑えられていているかなあ、という感じでやはり効果ありそう。
やはり、M2 SSDはディスクアクセスが起こると発熱しやすく、そのままだとわりと温度が上がってしまう。温度が上がるとやはり耐久性が低下しそうでやや心配だ。
最近のマザーボードにはSSD用のヒートシンクがある場合も多く、これを使えれば問題ないが、そういうのがない場合にはやはりこうしたヒートシンクをつけてみるのもよさそうだ。
今回使ったAINEX BA-HM02は、お値段も1000円弱だしそれでいてちゃんと効果があるということでわりとよさそう。SSDの温度が無事下がり、安心して使えそうな感じになった。
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