VCEEnc 6.10

English version of changelog>>

いくつか指定いただいた不具合の修正など。

・RX5xxx系などでH.264エンコード時にパラメータの設定が反映されない場合があったのを修正。
指摘いただいた問題((1), (2))について修正。

おそらくRX6xxx系でも問題があるのだと思う。

・--sub-metadata, --audio-metadataを指定した場合にも入力ファイルからのmetadataをコピーするように。

・--audio-source/--sub-sourceを複数指定した場合の挙動を改善。
・字幕のmetadataが二重に出力されてしまっていた問題を修正。
・--avsync forcecfrの連続フレーム挿入の制限を1024まで緩和。
・正常に動作しない--videoformat autoの削除。



※ VCEEnc 5.xx以前のプロファイルは設定しなおす必要があるかもしれません。
ダウンロード>>
ダウンロード (ミラー) >>

VCEEncCのオプションについてはこちら。
VCEEncCオプション一覧>>

ソースはこちら>>


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Rocketlakeのアイドル電力を下げると…?

Power Limitありだと、わずかに性能が上がることもあるっぽい?

NVEnc 5.30

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まだ当面QSVEncを中心にさわっていくつもりので、しばらくNVEncはあまり手を入れるつもりはなく、機能追加とかは後回しだけど、いくつかご指摘いただいた問題がたまってきたので、修正するべきものを修正。

・--audio-source/--sub-sourceを複数指定した場合の挙動を改善。
指摘のあった問題の修正。--audio-source/--sub-sourceを複数指定した場合に設定が適切に反映されない場合があった。

・--avsync forcecfrの連続フレーム挿入の制限を1024まで緩和。
要望のあったものだが、どういうときに必要になるのか入力ファイルがないとよくわからない…。

・--sub-metadata, --audio-metadataを指定した場合にも入力ファイルからのmetadataをコピーするように。
従来は、 --audio-metadataを指定しない場合には入力ファイルからのmetadataがコピーされていた一方、--audio-metadataを明示的に指定した場合には、入力ファイルからのmetadataのコピーはされないようになっていた。

この挙動が不自然じゃないかというコメントをいただいたので、それもそうかなと思って挙動を変更。

・字幕のmetadataが二重に出力されてしまっていた問題を修正。
指摘いただいた問題の修正。

・--slicesを指定した場合にはログにその情報を出力するように。
slicesは使ってもあまりいいことはないので、わざわざログに表示していなかったが、それのせいでやや混乱を招いてしまったので使用した場合にはログに表示されるようにした。

・--vpp-solorspaceが4で割り切れない横解像度の時の問題を修正。
指摘のあった問題の修正。



ダウンロード>>
ダウンロード (ミラー) >>

NVEncCのオプションについてはこちら。
NVEncCオプション一覧>

ソースはこちら>>


Rocketlake (i7 11700K) のQSV

前回のベンチマーク記事では、i7 11700KのCPU性能を見ていったけど、今度はQSVはどうなっているの、ということでチェックした。

Kabylake(Skylake改1)からCometlake(同改4)まではずっと第9.5世代内蔵GPUが使いまわされてきたけど、Rocketlakeではやっとのことで内蔵GPUの世代も更新されて、第12世代に更新された。コア自体は10nmのTigerlakeの移植ということで、QSVの世代もこれに準じるものとなっていて、画質面は期待できそう。

一方、EU数はTigerlakeの96EUに対して、わずか32EUの実装になっている。まあ、やはり14nmでは数を詰め込めなかった、ということなのだろうか。

内蔵GPU代表的なCPU
第7.5世代Haswell (HSW)
第8世代Broadwell (BDW)
第9世代Skylake (SKL)
第9.5世代Kabylake (KBL)
Coffelake
Cometlake
第10世代幻のCannonlake (CNL)
第11世代Icelake (ICL)
第12世代Tigerlake (TGL)
Rocketlake (RKL)


QSVEnc 5.00 beta2

※今回も問題がまだいくつか残っているのでベータ版です。

いくつかいただいた一部環境で5.00beta1が動作しなかった問題を修正。



[ 更新内容 ]
・SandyBridgeなどOpenCLのない環境で動作するように。
・Broadwell以前の環境で、Failed to find d3d9 device.で動作しなくなっていたのを修正。
・Broadwell以前の環境で、OpenCLでのコンパイルエラーが発生するのを修正。
・RocketlakeでのAV1をHWデコードに対応。ただし、--d3d11を併せて指定する必要がある。
・--fixed-funcを指定するとYUV444エンコードができないのを修正。
・不安定だったCPU版の--vpp-delogoを廃止し、OpenCLによる--vpp-delogoを追加。

[ 既知の問題 ]
・Linux環境ではビルドできない。
・avhwリーダー以外でYUV422を読み込んでエンコードしようとすると正常に動作しない。

[ 注意点 ]
・YUV422/YUV444では、動作しないvppフィルタが多いです。(MediaSDKが非対応)
・YUV422エンコードはおそらくちゃんと動きません。



QSVEnc ダウンロード>>
ダウンロード (ミラー) >>
OneDriveの調子がいまいちの時はミラー(GDrive)からどうぞ。同じものです。

QSVEncBenchmark.zipはベンチマーク用です。(重いので注意)。run_benchmark.batをダブルクリックで実行です。

QSVEncCのオプションについてはこちら。
QSVEncCオプション一覧>

ソースはこちら


Rocketlake (i7 11700K) ベンチマーク

Rocketlakeでは、デスクトップで5年もの間続いたSkylakeにやっと別れを告げた。

大変、喜ばしい。

Rocketlakeでは10nm向けSunnyCoveコアを14nmに逆移植することによりコアを刷新して、IPCが大きく向上している。

一方で、コアの刷新とAVX512等の追加ユニットによってコア面積が増加している。加えてGPUのEU数増加(24EU→32EU)、PCIe Gen4対応なども行った影響でチップの大型化が避けられず、そのためか前の世代の最上位(10900K=10コア)から最大コア数が2コア減ってしまっている。それでもなお、10900Kからダイサイズは大きく増えているらしい。

このRocketlakeの性能がどんなものなのか、ベンチマークでこの前ゲットした11700KとAMD 8コアCPUと比べてみた。本当は10700Kとも比較できると面白かったのだが、残念ながら持っていないのでその比較はできず。

なお、今回置く場所の関係で、11700KをMini ITXの比較的小さなケースに押し込んでいる(詳細はこちら)ので、CPU温度とかについては、ちょっと熱くなりやすい環境になっていることに注意して欲しい。

IMG_20210401_5597.jpg


Rocketlake到着

爆熱とウワサのRocketlakeがついにやってきた。7700K & 7980XE以来、実に久しぶりにIntelのデスクトップCPUをゲットした。

Core i9もあるけど、i7と比べてお値段がかなり上がってしまうので突撃する気になれず、i7 11700Kにした。(そもそもi7でも十分高い気がする(\58800))

まあi9のほうが選別されているのだろうけど、同じ8コアだし、メモリのGearの問題は手動設定すればいいだけだしいいかなあということで。

IMG_20210401_5588.jpg
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