x264guiEx 1.14
チャプター関連、さらにYC48のcolormatrix関連の更新と、その他細かい修正・追加。
修正
・x264guiEx.iniが存在しない、あるいは古い時にエラーメッセージの前に例外が発生する問題を解決。
・ポップアップヘルプの表記を修正。
追加
・Aviutlからの入力としてYC48を使用する時にcolormatrix変換(BT.601→BT.709)を行えるようにした。
金の髭さまのご指摘(AviUtlと拡張x264(GUI)Exで10bit-depthのBT.709エンコードをするのは難しい)への対応。
デフォルトは「自動」。縦解像度720以上でBT.601→BT.709変換を行う。
動画・拡張タブから設定できる。10bit depthの近くが自然ということだけど、一応x264のオプションというわけではないし、本音を言うととてもじゃないけどそんな場所無いです。
そのうちSIMDで高速化したい。SIMDの書き方(?)にあまり詳しくないというかうまくないので時間かかるかも。現在は一度BT.601→BT.709をしてからYC48->NV12/NV16/YUV444をしているので、これを一緒にすれば速いんじゃないかなあ…とか。これもゆっくりやっていきたい。
詳しく調査してくれた金の髭様に感謝。
・その他の設定にログウィンドウ関連の設定(「透過」と「最小化で開始」)を追加。
リモートデスクトップUltraVNCで透過がオンだとログウィンドウが表示されないので、設定画面から透過を切れるようにした。yas774様の報告に感謝。
・視覚効果をオフにできるようにした。
XPにおいて視覚効果がオンだと環境によってはログウィンドウ表示に失敗することがあるので、その回避策。 その他の設定から。視覚効果の設定を反映するにはAviutlの再起動が必要です。
・Apple系に対応したmp4/chapterをmp4boxを用いても出力できるようにした。
mp4 mux設定の「Appleに対応」にチェックを入れる。下に詳細。muken氏に感謝。
・プロファイルにメモを残せるようにした。
プロファイルの右側に表示。ダブルクリックで変更できる。もちろん保存には「上書き保存」か「新規保存」が必要。
stgファイル配布時に設定画面以外の制限(例えば解像度とか、フレームレートとか)をメモするために作ってみた。あんまり長い文字数だと壊れるので注意。
・設定ファイルサンプルを追加。
あくまでサンプルなのでこれをベースに好きな設定に上書きして行っておくれ。
え…クソすぎてベースにもならんって?はっはっはっ。
ダウンロード>>
x264guiExの導入>
チャプター関連で追加した機能の詳細
x264guiEx.iniのmp4boxコマンドライン部をこれにともなって変更した。
muken氏に教えていただいたものの実装。
mp4のmux設定欄で「Appleに対応」にチェックを入れると
1. -ab "M4V " が指定される (拡張コマンド部に書いてある)
2. チャプターをmuxする設定の拡張コマンドを指定している場合に、通常のチャプター(chapter.aufとかが作るチャプター)からapple対応のチャプターに変換したものを作って両方追加する。
こうすることで、mp4boxで(これまでと違って)
1. Apple製品(iPhone,iTunes...)でチャプターが反映される。
2. LAV Splitterでも日本語チャプターが問題なくいける。
3. 結果としてHaali Splitter / LAV Splitter / Apple どれでもOKなファイルを作成できる。
みたいなことが可能になる。
設定ファイルの詳細
プロファイルとか作って公開すると、いろんな方に怒られる(設定がクソだと)わけなのだが、ちょっとやってみたくなったので。さっきも書いたけど、気に入らん場合どんどん自分好みに変更して行ってください。
あとこれらプロファイルは使わないなら邪魔にしかならんのでそんときは削除してください。
・x264 L-SMASH さんぷる
x264 L-SMASH版のmuxerを使用してmuxしたい人向け。
x264 L-SMASH版をダウンロードし、それを指定する。
やってることは…
「音声を先にエンコード」にチェックをいれ、「外部muxerを使用」のチェックを外す。
そしてx264のコマンドに--audiofile "%{audpath}" --acodec copy
みたいな感じで。ただし、自動フィールドシフトは非対応。
・Apple製品
以下の資料を鵜呑みにして作った。
動作確認したのは4Sだけ。やっとauにもiPhoneきた。ばんざい。というか4S手に入れたからチャプター対応とかつくろうと思った。
音声は共通でAAC-LC 160kbps以下とあるので、neroaacencの128kbpsにしてある。
160kbps以上でもいけました。資料を鵜呑みにしてはいけませんね…どちらかというと重要なのはMPEG4-AAC (AAC-LC)である事のようです。コメントを下さったCanorus様に感謝。x264guiEx v1.15でMPEG4-AACでmuxするようにしました。
iPhone4S 技術仕様 1920x1080, 30fps, High@Level 4.1
iPhone4 技術仕様 1280x720, 30fps, Main@Level 3.1
iPhone3G 技術仕様 640x480, 30fps, Baseline up to 1.5Mbps
iPad2 技術仕様 1920x1080, 30fps, High@Level 4.1
iPad 技術仕様 1280x720, 30fps, Main@Level 3.1
iPod touch 5th 技術仕様 1280x720, 30fps, Main@Level 3.1
iPod touch 4th 技術仕様 1280x720, 30fps, Main@Level 3.1
iPod touch 3rd 技術仕様 640x480, 30fps, Baseline up to 1.5Mbps
iPod touch 2nd 技術仕様 640x480, 30fps, Baseline up to 1.5Mbps
・Xbox360
Xboxも持ってないので、再び以下の資料を鵜呑みにして作った。
Xbox 360 H.264 Conversion Guide page4
Xbox 360 で再生するビデオとオーディオに関してよく寄せられる質問
1920x1080, High@Level 4.1 だが b-pyramid, p4x4はやめたほうがいいらしい。
資料には音声はAAC-LC無制限とある。
・ニコ動
いろんなところを調べたり、実際にテストしてみたりした。
と思ったら金の髭様がつんでれんこベースの設定ファイルを公開されている。
わたしの要らんじゃん。気づくの遅かった。というか色空間変換の指摘をもらったときに気づいた。
ま、でも作ってしまったんで、つんでれんこのaq-mode 2がベースに対して、こちらはaq-mode 1 ベースということで、(一部実写にaq-mode 2にしてるけど)こんな設定もあっていいんじゃないかな…
さて、今夜けいおん!再放送だけど、HDだと嬉しいな。
・x264guiEx.iniが存在しない、あるいは古い時にエラーメッセージの前に例外が発生する問題を解決。
・ポップアップヘルプの表記を修正。
追加
・Aviutlからの入力としてYC48を使用する時にcolormatrix変換(BT.601→BT.709)を行えるようにした。
金の髭さまのご指摘(AviUtlと拡張x264(GUI)Exで10bit-depthのBT.709エンコードをするのは難しい)への対応。
デフォルトは「自動」。縦解像度720以上でBT.601→BT.709変換を行う。
動画・拡張タブから設定できる。10bit depthの近くが自然ということだけど、一応x264のオプションというわけではないし、本音を言うととてもじゃないけどそんな場所無いです。
そのうちSIMDで高速化したい。SIMDの書き方(?)にあまり詳しくないというかうまくないので時間かかるかも。現在は一度BT.601→BT.709をしてからYC48->NV12/NV16/YUV444をしているので、これを一緒にすれば速いんじゃないかなあ…とか。これもゆっくりやっていきたい。
詳しく調査してくれた金の髭様に感謝。
・その他の設定にログウィンドウ関連の設定(「透過」と「最小化で開始」)を追加。
リモートデスクトップUltraVNCで透過がオンだとログウィンドウが表示されないので、設定画面から透過を切れるようにした。yas774様の報告に感謝。
・視覚効果をオフにできるようにした。
XPにおいて視覚効果がオンだと環境によってはログウィンドウ表示に失敗することがあるので、その回避策。 その他の設定から。視覚効果の設定を反映するにはAviutlの再起動が必要です。
・Apple系に対応したmp4/chapterをmp4boxを用いても出力できるようにした。
mp4 mux設定の「Appleに対応」にチェックを入れる。下に詳細。muken氏に感謝。
・プロファイルにメモを残せるようにした。
プロファイルの右側に表示。ダブルクリックで変更できる。もちろん保存には「上書き保存」か「新規保存」が必要。
stgファイル配布時に設定画面以外の制限(例えば解像度とか、フレームレートとか)をメモするために作ってみた。あんまり長い文字数だと壊れるので注意。
・設定ファイルサンプルを追加。
あくまでサンプルなのでこれをベースに好きな設定に上書きして行っておくれ。
え…クソすぎてベースにもならんって?はっはっはっ。
ダウンロード>>
x264guiExの導入>
チャプター関連で追加した機能の詳細
x264guiEx.iniのmp4boxコマンドライン部をこれにともなって変更した。
muken氏に教えていただいたものの実装。
mp4のmux設定欄で「Appleに対応」にチェックを入れると
1. -ab "M4V " が指定される (拡張コマンド部に書いてある)
2. チャプターをmuxする設定の拡張コマンドを指定している場合に、通常のチャプター(chapter.aufとかが作るチャプター)からapple対応のチャプターに変換したものを作って両方追加する。
こうすることで、mp4boxで(これまでと違って)
1. Apple製品(iPhone,iTunes...)でチャプターが反映される。
2. LAV Splitterでも日本語チャプターが問題なくいける。
3. 結果としてHaali Splitter / LAV Splitter / Apple どれでもOKなファイルを作成できる。
みたいなことが可能になる。
設定ファイルの詳細
プロファイルとか作って公開すると、いろんな方に怒られる(設定がクソだと)わけなのだが、ちょっとやってみたくなったので。さっきも書いたけど、気に入らん場合どんどん自分好みに変更して行ってください。
あとこれらプロファイルは使わないなら邪魔にしかならんのでそんときは削除してください。
・x264 L-SMASH さんぷる
x264 L-SMASH版のmuxerを使用してmuxしたい人向け。
x264 L-SMASH版をダウンロードし、それを指定する。
やってることは…
「音声を先にエンコード」にチェックをいれ、「外部muxerを使用」のチェックを外す。
そしてx264のコマンドに--audiofile "%{audpath}" --acodec copy
みたいな感じで。ただし、自動フィールドシフトは非対応。
・Apple製品
以下の資料を鵜呑みにして作った。
動作確認したのは4Sだけ。やっとauにもiPhoneきた。ばんざい。というか4S手に入れたからチャプター対応とかつくろうと思った。
160kbps以上でもいけました。資料を鵜呑みにしてはいけませんね…どちらかというと重要なのはMPEG4-AAC (AAC-LC)である事のようです。コメントを下さったCanorus様に感謝。x264guiEx v1.15でMPEG4-AACでmuxするようにしました。
iPhone4S 技術仕様 1920x1080, 30fps, High@Level 4.1
iPhone4 技術仕様 1280x720, 30fps, Main@Level 3.1
iPhone3G 技術仕様 640x480, 30fps, Baseline up to 1.5Mbps
iPad2 技術仕様 1920x1080, 30fps, High@Level 4.1
iPad 技術仕様 1280x720, 30fps, Main@Level 3.1
iPod touch 5th 技術仕様 1280x720, 30fps, Main@Level 3.1
iPod touch 4th 技術仕様 1280x720, 30fps, Main@Level 3.1
iPod touch 3rd 技術仕様 640x480, 30fps, Baseline up to 1.5Mbps
iPod touch 2nd 技術仕様 640x480, 30fps, Baseline up to 1.5Mbps
・Xbox360
Xboxも持ってないので、再び以下の資料を鵜呑みにして作った。
Xbox 360 H.264 Conversion Guide page4
Xbox 360 で再生するビデオとオーディオに関してよく寄せられる質問
1920x1080, High@Level 4.1 だが b-pyramid, p4x4はやめたほうがいいらしい。
資料には音声はAAC-LC無制限とある。
・ニコ動
いろんなところを調べたり、実際にテストしてみたりした。
と思ったら金の髭様がつんでれんこベースの設定ファイルを公開されている。
わたしの要らんじゃん。気づくの遅かった。というか色空間変換の指摘をもらったときに気づいた。
ま、でも作ってしまったんで、つんでれんこのaq-mode 2がベースに対して、こちらはaq-mode 1 ベースということで、(一部実写にaq-mode 2にしてるけど)こんな設定もあっていいんじゃないかな…
さて、今夜けいおん!再放送だけど、HDだと嬉しいな。
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