RDNA2世代ではMPEG2 HWデコードに対応しない

もう多くの方には常識で今更なのかもしれないけど、7950XのiGPU(というよりおそらくRDNA2世代)はMPEG2 HWデコード対応していないようだ。

DXVAChecker_20221211_7950X_iGPU.png

M.2-PCIe変換ケーブルで10GbEカードを無理やり使いたい

RTX4080はでかく、3スロット占有してしまう。

そのため、Aldelake PCのPCIeスロットはこんな感じになってしまった。

1. 空き
2. RTX4080 PCIe4x16
3. RTX4080
4. RTX4080 PCIe3x1
5. Arc A380 PCIe3x4 (x16形状)
6. Arc A380
7. GTX1060 PCIe3x1 (x16形状)
8. GTX1060

ちなみにCPUはi9 12900K、マザーはMSI MAG Z690 TOMAHAWK WIFI DDR4。

IMG_20221211_0102s_webp.rdf

以前のRTX2070は2スロットだったため、Arc A380との間の「4」の位置に空きがあり、ここに10GbEのLANカードを取り付けていたが、これが不可能になってしまった。

そこで、唯一開いている「1」の位置に無理やり10GbE LANカードを取り付けることにした。

M.2 SSDのヒートシンクのその後

録画PCのM.2 SSDにヒートシンクをつけて、だいたい1年がたった。

せっかくなので1年間の温度推移をチェックして、その前の1年と比較してみた。

AINEX BA-HM02
IMG_20211219_7967.jpg




AVX512のエンコード高速化効果

Ryzen 9 7950Xでは、AMD CPUとして初めてAVX512が実装された。

とはいえ、現状では256bitx2としての実装にとどまっていて、スループット自体はAVX2(256bit)と同じになっている。

そのため、AVX512を使用することによる恩恵は限定的。ぱっと考えられる恩恵はだいたい以下のおとり。

(1). AVX512の新要素での高速化
新命令、マスクレジスタ、組み込みbroadcast、レジスタ倍増(16→32)
(2). 演算ユニットを埋めやすくなり、レイテンシの隠蔽も容易に
(3). (相対的に)フロントエンドへの負担が減ることによる効率化

ということで、実際のところどうなのかを確認してみた。

RTX4080の12VHPWRの温度を見てみよう

この前RTX4080をゲットして、また散財してしまったわけだが、RTX40xxシリーズに使用される12VHPWR電源コネクタはまれに溶けるので話題になった。

IMG_20221121_0007.jpg

NVIDIA公式では、原因は挿し込み不良ということで、きちんと差し込めばよいとのこと。

ただ、RTX4090では50件ほど問題が起こった事例があったよう。実験目的を除き、わざと十分に挿し込まないということは考えにくいので、もしかすると挿し込んだつもりでも、十分挿し込めてないのかも、となると、じゃあ自分がちゃんと挿し込めているのかというとでちょっと不安になる。

RTX4080を買ったときは、公式発表もまだでちょっと不安だったので、実際にコネクタ周りの温度を確認してみることにした。

また散財してしまった → RTX4080

というわけでNVENC AV1 HWエンコード検証機材をゲットした。

ただRTX4080は高い。いっそ高度なRTX4090販促活動なのかなと思うぐらい対RTX4090でコスパが悪い。

まあでもどうせエンコーダの検証にはGPU性能要らないし、まあ性能自体は悪い製品ではないよねということで買ってしまった。

IMG_20221119_9984.jpg

箱から出したところ。とてもずっしり来る、なかなかの重さと大きさだ。

IMG_20221119_9989.jpg



Ryzen 9 7950Xでの温度上限調整

この前、Ryzen 9 7950XのPPT設定を調整するとどのくらい性能が変わるかというのをチェックした。

今度はPBOの温度の上限設定を調整するとどのくらい変わるかというのをチェックしてみた。

Ryzen 9 7950Xの内蔵GPUでVCE/VCN hwエンコード

Ryzen 9 7950X + RX5500XTの環境で、VCEEncで内蔵GPUを使ってエンコードできることを確認。

方法は、--check-hwでGPUデバイス番号を調べて、"-d x"でデバイス番号を指定して実行するだけ。



ただ、Aviutlのプラグインのほうには現時点でGPUを選択する設定欄がないので、「その他」タブの「追加コマンド」に"-d 0"とか"-d 1"を入れてあげてください。

そのうちNVEncやQSVEncみたいに設定欄を追加したいです。

これまでのメモリ・キャッシュ速度のまとめ

この前、いつも自作アプリで計測しているメモリ・キャッシュ速度をR9 7950Xで測定してみて、L2倍増の効果や、DDR5採用の効果を確認することができた。

このときは見やすさを優先して、最近のCPUの結果だけをまとめたのだけど、これまで測定した結果をまとめたグラフを作ってみた。 → 実際のグラフのページはこちら

以下はそのスクリーンショット。

ram_bandwidth_all_20221016.png

CPUのメモリやキャッシュの帯域が少しずつ高速化しているのが確認できる。

ごちゃごちゃしているけど、リンク先のほうはchart.jsベースにしたので、グラフをオン・オフしたり、マウスをあてると実際の値を確認できるので便利。

Ryzen 9 7950Xのメモリ・キャッシュ速度

5950Xと比べ、大幅な性能向上を達成したRyzen 9 7950X。

今度はいつもの自作のメモリやキャッシュ速度をはかるプログラムで、メモリ・キャッシュの速度を確認してみる。

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