QSVEnc 7.61

この前、Resizable BARがオフの環境では、QSVEncがなぜか非常に遅くなってしまうということを書いた。

ということで、今回はある程度対策がうまくいったのでQSVEnc 7.61として公開。

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QSVEnc 7.60

- 7.59で、getWorkSurfに失敗し、エラー終了することがある問題を修正。
ご指摘いただいた問題を修正。

- 7.56以降で--disable-d3dが正常に動作しなかった問題を修正。

- その他コード整理。



※Aviutl向けには、Aviutl_QSVEnc_7.xx.zip をダウンロードしてください。
QSVEnc ダウンロード>>

QSVEncの導入

QSVEncCのオプションについてはこちら。
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QSVEnc 7.59

- ノイズ除去フィルタを追加。(--vpp-denoise-dct)

- 各タスクの時間計測機能を追加。(--task-perf-monitor)

- AviutlやAmatsukazeから使うときのように、hwデコードしない時の処理を高速化。
効果があるのは比較的エンコードが軽く、fpsが出ている場合。

試しに効果のありそうな場合について、AviutlとAmatsukazeで確認してみた。



Aviutlでは、Arc A380の1440x1080 H.264エンコードで211.20fps→248.76fpsに高速化した。

QSVEnc_7_58_Aviutl_01_text.jpg
QSVEnc_7_59_Aviutl_01_text.jpg



Amatsukazeでは、Arc A380の1440x1080 H.264エンコードで287.66fps→400.58fpsに高速化した。

QSVEnc_7_58_Amatsukaze_01_text.png

QSVEnc_7_59_Amatsukaze_01_text.png



まあ、これは実験用に効果の大きいであろう条件で派手に高速化したケースを取り出しているけど、それなりに効果のあるケースはありそう。



ただ、以前記事にも書いたResizable BAR無効の場合にQSVEncがやたらと遅い問題は未解決。まあ個人的にはResizable BARを有効にすればよいので、特に問題はないのだけど、Resizable BARが有効にできない環境ではどうしても遅くなってしまう。

いただいたコメントではTMPEGEncだと高速、ということだったので、なにかQSVEnc特有のResizable BAR無効のときに時間がかかる要因があるはずだが、まだよくわかっていない。

また、TMPEGEncではResizable BAR無効でも高速とのことだったけど、そのほかのffmpegとかHandbrakeとかはどうなのだろう…

まずはコメントいただいたTMPEGEncで実際に動かしてみるとなにかわかるのだろうか…?



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Arc A380 GPUでのQSVエンコード(QSVEnc)へのResizable Barの影響

Intelドライバをインストールすると最後にResizable Barを有効にしようといわれる。

Intel_driver_resizable_bar_20240124.jpg

正直、「サイズ変更可能なBAR」は意味不明だが、要するにResizable Barの直訳である。

実際、Arc GPUは他のGPUと比べ、ゲームでもResizable Barの影響が大きいという話だった。


そこで、QSVエンコードではどのくらいの影響があるのか確認してみた。

QSVEnc 7.58

- spline系のresizeが正常に動作しない可能性があったのを修正。
clfilters更新時に見つけた問題。おそらく実際に問題が起こることはなかったと思うけど、念のため。



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QSVEnc 7.57

- 付属のモジュール(dll)を更新。(Windows版)
- ffmpeg 5.1 -> 6.1
- libpng 1.3.9 -> 1.4.0
- opus 1.3.1 -> 1.4
- libsndfile 1.2.0 -> 1.2.2
- libxml2 2.10.3 -> 2.12.0
- dav1d 1.0.0 -> 1.3.0
- libaribcaption 1.1.1 (new!)

- --caption2assを廃止。
"--sub-codec ass#sub_type=ass,ass_single_rect=true" で同等の処理が可能。



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QSVEnc 7.56

- --seek使用時の進捗表示を改善。

- --disable-opencl指定時にOpenCL情報を使用してGPU情報を表示しないようにして高速化。

- DX11のチェック時にはこれを指定することでDX9のチェックを抑止し、セッション初期化を高速化。

- --option-files指定時に対象ファイルが空だと異常終了する問題を修正。



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QSVEnc 7.55

- 初期化のコードにAVX2命令が混入しているらしく、AVX2に対応しない環境で動作しないのを回避。

- --audio-delayを小数点で渡せるように変更。

- ts出力時にaacをコピーする時の処理を改善。



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QSVEnc 7.54

English version of changelog>>

※ 2023.11.19 17:00 QSVEnc 7.54の更新について追記。



QSVEnc 7.54



- QSVEnc 7.53で追加した--dynamic-rcが正常に動作しないケースがあったのを修正しました。
すみません…。



QSVEnc 7.53



[QSVEncC]
- 動的にレート制御モードを変更するオプションを追加。(--dynamic-rc)
試しに5分ごとに6000kbpsと3000kbpsを切り替えてエンコードするとこんな感じで、指定したとおりにビットレートを変化させられている。(ビットレートは、CheckBitrateで確認)
qsvenc_dynamicrc_20231117.png

- --vpp-afsでrffの考慮をデフォルトで有効に。

- --vpp-yadif/--vpp-nnediでbob化する際、--vpp-rffなしでrffな動画を処理するとtimestamp周りの計算がおかしくなりエラー終了する問題を修正。

- mfxのインタレ解除を使用しているとき、途中でフィールド順が変わったときにGPU busyに陥る問題を回避。

- インタレ解除を指定したが、インタレ設定がされていない場合、自動的に--interlace auto相当の動作にするように。


- Ubuntu 20.04環境でのエラー終了を修正。

- エンコードを遅くする大量のメッセージを抑制。

- --check-features/--check-hwのログ出力を拡張。



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QSVEnc 7.52

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[QSVEncC]
- rffを展開するフィルタを追加。(--vpp-rff)

- QSVEnc 7.50で、--b-pyramidがデフォルトで無効になっていたのを元に戻す。



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